自殺した農業アイドル大本萌景さん、母親がクラウドファンディングで訴訟費用を寄付募集

芸能

愛媛県松山市を中心に活動するご当地アイドル『愛の葉Girls』のメンバーだった大本萌景(ほのか)さんが今年3月21日に自宅で自殺した

所属先だった『Hプロジェクト』からのパワハラが原因として母の幸栄さんは、9200万円の損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こした

そして、その訴訟にかかる費用を訴訟費用に特化したクラウドファンディング「リーガルファンディング」で寄付を募集していることが明らかになった

 

弁護士による被害救済に特化したクラウドファンディング

「リーガルファンディング」は法的な問題に直面しているが、金銭的な理由により解決が困難な人を、インターネットを通じた寄付で支援するサービス

大本萌景さんのパワハラ自殺訴訟事案は「リーガルファンディング」が支援者を募集する初めての案件となる

目標金額は300万円

10月17日現在、支援者322人、約170万円の寄付が集まっている

リーガルファンディング: アイドルを夢見るたくさんの子供たちとその家族に、悲しく苦しい思いをしてもらいたくない。
16歳で自殺したアイドル、大本萌景(おおもとほのか)さん。遺族らは、所属事務所からの長年にわたるハラスメント行為や違法労働等が原因で自殺に至ったと主張し、所属事務所や社長らを被告として提訴しますので、訴訟費用をご支援ください。

リターン(見返り)がないので募金サイトと言えなくもない

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それで10月11日に開始してからすでに170万円を超える支援が集まっているというのはそれだけ注目度が高いということだろう

 

それにしても、大本萌景さんの高校での学費、今回の訴訟費用と母の幸栄さんの他人への援助を求める様は大本萌景さんの家庭の経済面にあらぬ詮索をしてしまいたくなるが、「リーガルファンディング」内にてその理由についての手記が掲載されていたので要約してみた

 

「萌景さんが全日制高校への進学を辞退するに行った経緯について」

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大本萌景さんは平成29年4月より松山東高通信に通うが、仕事の都合によりほとんど出席出来ず平成29年12月に退学

その間の平成29年6月に仕事と高校に悩むも、所属事務所社長より日曜にも仕事に出られる全日制の高校受験を勧められ了承する

費用も社長に問題ないと言われる

これについては母幸栄さんとご主人は反対

 

萌景さんが感じた社長の裏切りの1つ目は社長にお金を借りる際、母幸栄さんに保証人なるよう言われたこと

当初は親に迷惑をかけずに全日制の高校に通うつもりであった

裏切り2つ目めは平成30年3月20日(萌景さんが亡くなる前日)お金を借りる前に契約満了の平成31年8月31日を以って『愛の葉』を辞めることを申し出たところ、お金が借りられなくなってしまったこと

 

その後、事務所社長からは「辞めるつもりでお金を借りること」「お金は貸せないこと」などについて強く言われることとなる

その後、萌景さんと母の幸栄さんとの話し合いの中で高校に進むことを断念

契約満了時までは活動を続けることになったという

そして、その翌日に萌景さんは自殺

そしてこれらのことから、親として高校の費用を自費で用意すれば解決する問題ではなかったと結んでいる

全文は以下のリンク先

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手記から感じる疑問、大人たちの事情に翻弄された萌景さん

私も二人の大学生を持つ親だが、この内容には疑問が残る

高校の学費について、まずは家庭からの出費を考え、奨学金、祖父母や親戚、それらを検討した後になら所属事務所に頼ることもあるかもしれない

だが、事務所社長はあくまで他人

どんな事情があろうと順序が逆ではないだろうかと

上記の内容は所属事務所にお金を借りる件がなければ、大半は省略出来る話しだと思われる

母の幸栄さんの手記には文字には書き起こしきれない様々は要因があったかもしれないが、そう考えてしまう私だけではないのではないだろうか

 

そして、自殺前の萌景さんの幸栄さんへの言葉

仕事に行きたくない

社長が怖い

母親として幸栄さんは今日の仕事はやり遂げるよう送り出したようだが、その時の萌景さんの言葉から何か感じること、出来ることはなかったのだろうか

萌景さんはただただ大人たちの事情と言葉に翻弄されてしまっただけかもしれない

 

最後に

若い命が大人たちの手によって絶たれたことは悔やむ他ない

16歳の若さながら人生に迷い葛藤し自殺という道を選んでしまった大本萌景さん

ご冥福を心よりお祈り申し上げます

 

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