【白血病は治せる病気か】マンガや体験談で白血病について学ぶ

健康

白血病は不治の病というイメージがあることは否めない

昔から漫画や小説などで「白血病」患者は死を宣告された者として描かれていることが多い

ブログ主の浅い知識で知る限りは「血液の病気」であり「出血したら止まらない」など

それもずいぶん昔の知識で日々進歩している医療の現場で「白血病」がどのように捉えられているか全く分からない

 

白血病はどれくらいの確率で発症するものなのだろうか

2005年国立がん研究センターの統計では日本では年間9000人が白血病に罹患し、人口10万人あたり7.1人の罹患率となっている

https://ja.wikipedia.org/wiki/白血病

1万人に1人いるかいないかの確率

そんな確率で発症する白血病は自分の身の回りではめったに遭遇しないし、自分がそうなるだろうとはまず思わないだろう

だが、全くあり得ないとは限らない

 

そんな白血病とは一体どんな病気なのだろう

白血病(はっけつびょう、Leukemia)は、「血液のがん」ともいわれ、遺伝子変異を起こした造血細胞(白血病細胞)が骨髄で自律的に増殖して正常な造血を阻害し、多くは骨髄のみにとどまらず血液中にも白血病細胞があふれ出てくる血液疾患である。白血病細胞が造血の場である骨髄を占拠するために造血が阻害されて正常な血液細胞が減るため感染症や貧血、出血症状などの症状が出やすくなり、あるいは骨髄から血液中にあふれ出た白血病細胞がさまざまな臓器に浸潤(侵入)して障害することもある。

身体が骨髄で血液を作る時に正常な血液が十分に作られないために、身体に障害をもたらす病気のようだ

そして白血病にも様々な種類があり、治療法や生存率も異なる

白血病患者のことを思うならまずは、その知識を得ることは何より重要だろう

 

OpenDocors“というサイトでは様々な病気の体験談や漫画が掲載されていて情報を共有出来る

https://opendoctors.jp

「白血病」などの重大な疾患をマンガで学ぶというのも、いささか失礼と思われるかもしれないが、難解な医療用語を読んで覚えた気になるよりマンガの方が病気のことや患者さんの気持ちなど理解しやすいのではないだろうか

研修医ヒカリが血液内科で担当することになったのは、白血病と診断されても連載再開を目指して執筆を続ける漫画家・大椙(おおすぎ)。
夫の仕事への情熱に理解を示しつつも、つらそうな大椙を見ていることしかできず、葛藤する妻。
ヒカリは、大椙の姿が自分の父親と重なって――……

https://opendoctors.jp/comic/detail/c1e89f08af053ad8d286ebbc63f08faf/

 

  

 

白血病の治療例などの体験談も読むことが出来る

https://opendoctors.jp/diseases/detail/598d1a7f0d033171092c8cd0aeb63eff/

この中で「急性骨髄性白血病」と診断された40歳男性の体験談を見ることが出来る

結果から言えばこの男性は「造血幹細胞移植」を行い、3ヶ月後には日常生活を送れるまでには回復したとの事だ

「白血病」が決して不治の病ではないことが分かる

 

ただ、全て読んでもらえば分かるが、その治療が簡単ではないこと、そして治療後も日常生活に支障はないものの完治している訳ではないようだ

 

まず、この方の場合「造血幹細胞移植」について幹細胞を提供してくれるドナーが必要なこと

兄弟間であっても適合率は1/4とのことだ

移植後でもによる合併症が発症する可能性が高く、脱毛、口内炎、貧血、重症感染症、嘔吐(おうと)、臓器障害など患者は辛く苦しい日々が待ち受けている

その後に行う化学療法としの放射線治療でも、体のだるさで薬さえ飲むことが出来ないのだという

 

この体験談から学べること

白血病は治せる病気である

辛く苦しい治療が必要となる

そして

移植のためのドナーの必要性

やはりドナーには親族の方が適合率が高いようだが、それでも適合しない場合は数多くの提供者の情報が必要となる

つまりは「白血病患者を助けたい」と思ったならば、誰でも出来ることは一人でも多く「骨髄バンク」に登録することだろう

日本骨髄バンク | ドナー登録をお考えの方へ
「ドナー登録をお考えの方へ」に関する情報を掲載しています。掲載内容:「ドナー登録できる方の条件」「ドナー登録の方法」「ドナー提供までの流れ」「ドナーサポート制度」他。

 

こうやって見ていくと白血病患者に対して気軽に「頑張って」とは言えないと感じる

治療への不安や治療中、治療後の苦しみ、心と身体との葛藤など

重大な病に冒された人に対しては出来るだけその病についての知識を持ち、陰ながら支えることが重要ではないだろうか

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