幼くして父親から数多くの虐待を受け、苦しみ傷ついた栗原心愛さんの死亡原因が明らかにありつつある
それはなんと「溺死」
自宅で溺れ死んだ可能性が高い
父親の勇一郎容疑者(41)が冷水のシャワーを顔面に浴びせ続けたためによるものと考えられる
千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、浴室で亡くなっているのが見つかった心愛さんの遺体の肺に水がたまっていたことが捜査関係者への取材で明らかになった。県警は父勇一郎容疑者(41)が冷水のシャワーを掛けたと説明しているが、何らかの方法で鼻や口から水を強引に飲ませた可能性もあるとみて、調べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190209-00000002-mai-soci
自分でやって見れば分かるが水量を最大にして顔に当て続けると呼吸をするのが難しい
鼻で空気が吸えないし、空気を求めて口を開けると大量に水が入ってくる
長時間に渡り顔面にシャワーを当て続ければ溺死することもあり得るとだろう
ましてや心愛さんは当時、体力もほとんど残っていなかったようで生きるために必死であがく力もなかったのではないだろうか
県警は同28日の司法解剖でも死因がわからなかったとしているが、胃の内容物はほとんど残っておらず、十分な食事を取らせていなかった可能性がある一方で、肺に水がたまっていた。
当時、心愛さんは眠ることを許されず、 衰弱していたとみられる。
この記事のタイトルでは「シャワー以外」の可能性も指摘されている
浴室でシャワー以外で溺死させる方法とは浴槽に溜めた水に頭ごと押さえつけることだろう
時代劇の罪人への拷問場面で見ることもあるが、息をしようと頭を上げようとしても容赦なく水の中へ押し付けて呼吸させないというやり方だ
現代ではただの殺人行為
41歳の成人男性が「しつけ」の名目で死に追いやった理由としては話にならないほど残酷だ
父親の勇一郎容疑者の残忍性はそれだけではない
なんと自分が娘の心愛さんを虐待している様子を妻に撮影させていたという
捜査関係者によると、動画データは父親の勇一郎容疑者(41)が所有していた記録媒体に保存されていた。
県警が確認したところ、1月にスマートフォンで撮影された可能性が高いことがわかった。心愛さんが勇一郎容疑者とみられる人物から暴行を受ける様子や、ぐったりしている姿などが映っていたという。県警は勇一郎容疑者か母親のなぎさ容疑者(31)が撮影したとみており、映像の解析などを進めている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190209-00000009-asahi-soci
一体何の意図でそのような虐待動画を記録していたというのだろうか
保存していた動画を改めて後で見て悦に浸っていたとしたら、あまりにも歪んだ精神の持ち主であることは疑いようがない
そして虐待を受けている娘をスマホで撮影していた母親のなぎさ容疑者はどんな心情だっただろうか
勇一郎容疑者からDVを受けていたというなぎさ容疑者は複雑な心境だったに違いない
だが、娘の命を差し出してまで勇一郎容疑者との夫婦生活を守る理由はあったのだろうか
ネット掲示板などではこの父親に対し「極刑」を望む声が多い
去年、東京目黒区で起きた船戸結愛さん虐待死の事件では、父親の無職雄大容疑者(33)と母親の無職優里容疑者(26)は保護責任者遺棄致死の罪で起訴された
高橋弁護士:保護責任者遺棄致死罪は、刑法219条にて「傷害致死と比べて重い刑で処断する」とされています。このために、傷害致死罪の場合と同じく、刑は「3年以上20年以下の懲役」となります。 本件では、さらに、傷害罪も起訴されています。
この傷害罪は、全くの別件としての傷害罪ですから、保護責任者遺棄致死罪と傷害罪は併合罪に当たり、本件では結果的に最長30年以下の懲役ということになります。
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親が子供を殺害した事件で「死刑」や「無期懲役」にはならないのだろうか
「親が子供を死に至らしめた事件の判例」では「殺人罪」が適用されれば「死刑」や「無期懲役」も存在するようだ
過去にこのような事件で「極刑」に至る事件があるにもかかわらず、未だに無力な子供に手をかける親がいることが悲しい
ようやく父親の勇一郎容疑者から離れ、心愛さんが天国で楽しく過ごせていることを祈りたい
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