きのこ狩りに潜む危険!毒・滑落・遭難・クマ・・・多発する事故を防ぐためには?

飲食

今年は猛暑や台風の影響できのこ豊作の年なんだそうです

厳しい気候の年の方がきのこが豊作になるなんて不思議ですよね

そういった情報もあって今、きのこ狩りはちょっとしたブームになっています

「もしかしたらマツタケもとれるかも」と思ってチャレンジする方もいるかもしれませんね

マツタケはアカマツが生えているところでしか取れません

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もしこんなにも取れたらって思うと夢が膨らみますよね

 

ですが、そんな期待を胸に入った山で命をなくす人も多いようです

東日本で死者20人超、きのこや山菜狩りで滑落か

 秋の深まりとともに、キノコや山菜採りで山に入って遭難し、死亡する人が全国各地で後を絶たない。長野県では14日、男性2人の死亡が確認され、今秋だけで13人が死亡した。東日本での死者は20人を超えており、各地の警察が注意を呼びかけている。

https://www.asahi.com/articles/ASLBG5166LBGUTIL00G.html

ニュースを見ているとやはり65~70歳以上の高齢者の死亡例が多いようです

その多くは山の斜面下の沢などで発見されているようで、足を滑らせて滑落というケース

夏に大雨が続いた地域では今でも斜面が崩れやすくなっているのかもしれません

入山する際の服装や靴なども気になるところです

登山ということも考えて万全を期していたのでしょうか

これからきのこ狩りをやってみたいと思っている方は特に靴については普段履いているようなもので良いだろうという考えはやめるべきでしょう

登山靴などで少しでもリスクを減らすことが重要です

 

 

年々増えるクマの出没

 地域別の状況では、中信・北信地域は調査地点ごとに差はあるが、総じて昨年よりも実が多く見られる。東信は調査地点だけでなく、1本の木ごとに実の付きの差が激しい状況にある。南信は諏訪や南信州のエリアで、実の付きが平年並みか、それ以下のところが多い。
県内でのツキノワグマの出没パターンをみると、平年の目撃件数は400~800件程度だが、平成18年には3362件、22年は1591件、26年には1575件と4年ごとに突出した目撃件数が報告されている。このため、今年は大量出没が予想されていた

クマ出没は「平年並み」に 浅間山麓・木曽地域は要警戒
 今年は4年周期でめぐってくるツキノワグマの「大量出没」が予想されていたが、県が実施したドングリなど「堅果類」の作況調査によると、森に比較的多くの餌があるとみ…

 

最近は山から降りてくるクマも多いようですが、きのこ豊作の今年は山での遭遇率も高くなるようです

クマを撃退したという凄い方の話しもまれに聞きますが、明らかに勝てる相手ではありません

クマに遭遇したらとにかく落ち着いて行動することが重要です

出会った時は|知床財団
知床財団『出会った時は』についての情報です。

 

 

無事にきのこを収穫して帰ってきても危険は潜んでいます

素人判断でうっかり食べてしまう毒きのこの存在です

毒きのこで重症や死亡例も!素人判断の危険

消費者庁は5日までに、キノコ狩りのシーズンである10月に毒キノコによる食中毒被害が多発するとして、注意を呼びかけた。2012年から17年の6年間で608人が食中毒になり、うち6割の382人が10月に発症。今夏は気温が高く雨量も多かったため、毒キノコが例年より多く発生する可能性もあるという。

消費者庁によると、ヒラタケやシイタケと見た目が似ている「ツキヨタケ」による食中毒件数が最も多い。食後30分から1時間で嘔吐(おうと)や下痢に苦しめられるという。白色の「ドクツルタケ」は内臓の細胞を破壊する毒性成分を含み、肝臓などに障害が表れ、死亡するケースもあるという。

10月のキノコ狩りシーズン、毒キノコに注意を - 日本経済新聞
消費者庁は5日までに、キノコ狩りのシーズンである10月に毒キノコによる食中毒被害が多発するとして、注意を呼びかけた。2012年から17年の6年間で608人が食中毒になり、うち6割の382人が10月に発症。今夏は気温が高く雨量も多かったため、毒キノコが例年より多く発生する可能性もあるという。消費者庁によると、ヒラタケやシ...
きのこ図鑑 | 種類ごとの特徴を調べるキノコ図鑑
きのこ図鑑。主に日本国内に生育している、さまざまな種類のきのこを発生する環境、特徴、季節などの情報を交えて詳しくご紹介しています。また、季節、色、食用キノコ、毒キノコなどのカテゴリ分けを行っていますので、簡単に知りたいキノコの情報にアクセスする事ができます。

こちらが「ツキヨタケ」

夜になると写真のように発光するようです

昼間見てると明らかに大丈夫そうに見えますよね

ですが死亡例もある猛毒なきのこということです

こちらは「ドクツルタケ」

なんとなく怪しい感じのきのこなので、「これは食べないよ」という方もいるかもしれませんが、逆にこんなきのこは食べれるようです

名前は「アミガサタケ」

生では有毒なので加熱して食べることが出来るとのこと

フランスやイタリアでは親しまれているようですよ

 

ここで問題です

上のきのこと、下のきのこはどちらが毒きのこでしょうか

正解はこの記事の一番下でお見せしますね

ネットでは「きのこ図鑑」さんのように写真付きで詳しく説明してくれているサイトもありますが、写真と似てるからと素人判断するのは危険かもしれません

自分で採ってきたきのこは最寄りの保健所で見てもらった方が良いでしょう

 

その山、本当に入って大丈夫?

他人が所有する雑木林から野生のクルミを盗んだとして、神奈川県警津久井署は17日、相模原市中央区の無職の男(38)を窃盗容疑で現行犯逮捕した。「地球に生えているものを採って何が悪い」と容疑を否認しているという。

署によると、男は17日午前10時20分ごろ、同市緑区中野にある農協職員所有の雑木林で、クルミ71個(時価1200円相当)を盗んだ疑いがある。近所の人から
「見知らぬ男が雑木林に入って何か採っている」と通報があり、駆けつけた署員が声をかけたところ逃げたため現行犯逮捕した。地域ではこの時期、野生のクルミが旬で、採りにくる人が散見されるという。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/17/walnut-thief_a_23564450/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

きのこ狩りツアーなどの参加であれば大丈夫ですが、気軽に見つけた山に入ったところ、そこは私有地だったということもあり得ます

もちろん、そういった山できのこを取れば泥棒扱いです

誰が管理している山なのか、確認しないといけませんね

ネットではきのこ狩りのおすすめスポットなどを探すことが出来ます

https://www.google.com/search?q=きのこ狩り おすすめ

事前に調べた上で入山するようにしましょう

 

紅葉や登山も兼ねてのきのこ狩りは秋の楽しみのひとつだと思います

ですが、十分な準備もなくきのこ狩りをしてみようとするなら、多くの危険を覚悟しておかなければなりません

登山に適した服装や装備、山での知識など心構えをしっかりした上できのこ狩りを楽しむようにしましょう

 

先程の問題の答え

上は毒きのこの「ニガクリタケ」

死亡例もある毒性の強いきのこです

下は食べれるきのこ「クリタケ」

正解出来ましたか?

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