東京オリンピックで懸念される猛暑と熱中症、その対策「遮熱性舗装」とは

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連日35℃を超える猛暑日が続く日本列島

熱中症による人的被害も過去最高となっているようだ

総務省消防庁は24日、16~22日の1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で2万2647人(速報値)に上ったと発表した。週単位の搬送者数は統計を取り始めた2008年以降、最多という。死者数も65人(同)で、過去最多だった。

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海外でもその暑さは注目されている

2020年、東京オリンピックでの暑さへの不安

このような日本の夏の暑さについて懸念されているのが2020年に開催予定の東京オリンピック

そして気になるのは東京都の東京オリンピックへの暑さ対策

新国立競技場は経費削減のためにエアコンの導入を断念

代わりに入場ゲートにミストを設置したり、休憩室を設けたりといった簡易的な暑さ対策で海外客や選手を迎えようとしているようだ

 

万全の対策を施さなければ、暑さに慣れていない海外選手からは

「暑さに負けた」

「日本選手に有利な環境」

などと言われないだろうか

 

そして最悪なのは熱中症で救急搬送者や死者などが出た場合

2020年も今年と同じような気候ならその可能性は十分あり得る

ましてや日本のような多湿な気候でない外国人にでは、その可能性はさらに高まるのではないだろうか

オリンピックを自ら招致しておいて、そんな事態は許されない

ちなみにサッカーワールドカップロシア大会、日本・ポーランド戦でのスタジアムの気温は40℃を超えていたようだが、湿度は25%

湿度は熱中症にかかわる重大な要因だ

湿度が高いと汗の蒸発が促進されにくく、体温調節が難しくなる

東京都の言う「打ち水」対策など効果があるか疑わしい

 

「おもてなし」にふさわしい準備が出来ているのだろうか

 オリンピック招致プレゼンテーションで披露した日本人によるメッセージは「おもてなし」だったと思うのだが・・・

予算や工期を優先させて、本当に心のこもった「おもてなし」が出来るのか

4年に1度の国際的なスポーツの祭典を最も最良の形で迎えようとしているのか

疑問に思わざるを得ない

 

道路の表面温度を下げる「遮熱性舗装」

どの屋外競技でもそうだろうが、その中でも暑さとの戦いになるのが競歩やマラソン

docdogの調べでは夏の舗装道路の表面温度は54℃を超える

日中は60°を超える!? 地表温度の独自調査を実施
日なたの地面は何時に何度ぐらいになるのでしょうか。夏の適切な散歩時間を知るために、実際に地表温度を測って、時間帯による温度変化を調べてみました! 夏の日なたのアスファルトを散歩させて足を火傷させてしま ...

競技場の表面が芝生などと違い、競歩やマラソンの選手たちは地表からの熱を直射日光による熱をダブルで受けることになる

そのため、東京都が検討しているのがコースに「遮熱性舗装」を施すというもの

この舗装が施されているところをサーモグラフィーで見るとその差は一目瞭然だ

遮熱性舗装とは

この舗装はアスファルト表面に遮熱材を塗布するだけである大掛かりな道路工事が行われるわけではない

ただし、コース全体をこの「遮熱性舗装」にするには700億円の費用を見込んでいる

 

個人でも使える「遮熱性塗料」

「遮熱性舗装」に使われるものと同じ効果のある商品が「遮熱性塗料」

家庭や職場など個人でも暑さ対策のために「遮熱性塗料」の検討は考えてみても良いかもしれない

「遮熱性塗料」は基本的に「赤外線」を反射することで熱を溜め込まない仕組みになっている

そのため、屋根やコンクリートの地面などに塗布することで表面温度を下げ、周囲の温度を下げることに役立つ

もちろん屋根の温度が下がれば、室内温度を下げる効果もありエアコンを使用するにしても節電が見込めることになる

学校なら体育館の屋根、コンクリート製のプールサイドなどに効果的かもしれない

 

毎年猛暑日が多くなっている日本において、「昔は~」と言っている場合ではなく進んでこういった対策を取らなければ身を守れないような時代になっているのではないだろうか

 

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