最近、耳にすることが多くなった言葉「終活」
人生の最期を前に、なるべく周りの人に迷惑をかけないように生前のうちに身の回りのものの整理や相続、葬儀などの準備をしてゆく
自分の死後のことを自分で準備するなんて、なんだか寂しい気もしますね
もくじ
お墓を継いでいくのが難しくなってきている
最近はお墓についても問題が多くなっているようです
代々続くお墓があるけど、家が途絶えてしまいみる人がいない
永代供養をお願いしたいけど、順番待ち
お墓を建てたいけど希望の場所がないなど
昔は生まれ育った土地にお墓があり、子孫がそれを守っているくのが慣例でしたが地方の過疎化や少子化も進みそれも難しい時代となってしまいました
遺骨をお墓に納骨する
それが当たり前と思っていた故人への供養ですが、ここ数年で新しい供養の方法が人気を集めているようです
ダイヤモンド葬「美しく、身近に感じるご先祖様」
世界で最も美しい先祖への供養として世界でも注目を集めています
遺骨から特殊な技術で炭素を取り出し、ダイヤモンドとして蘇らせる
亡くなった方の遺骨のみから作られるダイヤモンドは、青く美しく宝石となります
この青は人によってその濃さに違いが出るようです
もちろ人工ダイヤですが、その強度や輝きは天然ダイヤと変わりがないのだそうです
このダイヤが指輪やネックレスとなり代々子孫へと受け継がれていくのは、なんだか素敵なことじゃないでしょうか
子供にとっても、大好きだった父や母が傍で見守ってくれる気持ちになれますよね
様々な作製方法に対応
遺骨から作られるダイヤモンドは、遺骨全体を必要としません
必要な量だけダイヤモンドとし、後は納骨することも可能
またご両親お二人の遺骨で1つのダイヤモンドとすることも出来るようです
さらに、現在お墓に納骨されている遺骨からも作製可能なのだとか
遺骨からダイヤモンドを作製する費用
0.2カラットで48万円
1カラットで248万円
やはり結構なお値段しますね
永代供養などはお墓を建てた場合などは100万円以上することもありますので、ダイヤを宝飾品と考えればそれほど高くはないかもしれません
「原石」とあるのは出来上がったダイヤをカットしないという選択です
ご先祖様の供養は形ではない
仏教でのご先祖様への供養は「恩返し」をすることだと言われています
死んだご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに「恩返し」なんて出来ないと思われそうですが、ご両親達が喜ぶことをすればいいということのようです
それは
あなたが幸せに行きること
それだけでご先祖様への「恩返し」となるのです
立派なお墓を建てて、お墓参りを欠かさないようにしても幸せな人生を送れていないならご先祖様は喜んではくれないかもしれないですよね
お墓であれダイヤモンドであれ、自分が生まれた理由となる祖先に感謝する気持ちと幸せな自分があればそれが供養になる
先祖代々お墓を継いでいくといった風習が廃れていくのは寂しい気もしますが、新しい供養としてのダイヤモンド葬も考えてみても良いかもしれませんね
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