まだ首もすわっていない赤ちゃんの頭を激しく揺さぶったらどうなるか考えもしなかったのだろうか
東淀川区の会社員村田宏伸容疑者(24)は生後2ヶ月の長女を激しく揺さぶって死亡させた疑いがもたれている
当時、同居の妻と義母はおらず村田容疑者は長女と2人だけで「泣き止ませるために揺さぶった」と容疑を認めている
去年10月、大阪市東淀川区の自宅で当時生後2か月の娘を激しく揺さぶるなどして頭部に傷害を負わせ、その後、死亡させたとして、24歳の父親が逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、東淀川区の会社員村田宏伸容疑者(24)です。警察によりますと村田容疑者は去年10月、自宅で娘のくるみちゃん(当時2か月)を激しく揺さぶるなどして、頭部に急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ、5日後に死亡させた疑いが持たれています。村田容疑者は、妻と義母、くるみちゃんの4人暮らしで、事件当時、妻と義母は仕事で外出し、部屋には2人きりだったということです。
警察の取り調べに対し村田容疑者は「泣き止ませるために揺さぶった」と容疑を認めているということです。
MBS NEWS
赤ちゃんの首すわりっていつ頃から?
このサイトの解説によれば、赤ちゃんの首がすわる、つまり頚椎の部分が成長して頭の支えが安定するのは3ヶ月~4ヶ月の間だそう
つまり首のすわっていない赤ちゃんを激しく揺さぶったりすれば、支えのない頭の中の脳はさらに大きく揺さぶられることになる
急性硬膜下血腫とは硬膜は頭蓋骨のすぐ内側にあり、頭蓋内で脳を覆っている結合識性の強い膜です。この硬膜の内側で脳の表面に出血が起こると、出血した血液が硬膜の直下で脳と硬膜の間に溜り、短時間のうちにゼリー状にかたまって、脳を圧迫します。
激しく揺さぶられた赤ちゃんの脳は頭骨内で損傷して出血、急性硬膜下血腫に至ったということだろう
村田容疑者が赤ちゃんを泣き止ませるため揺さぶって死なせた経緯
村田容疑者は亡くなった生後2ヶ月の赤ちゃんであるくるみちゃんと村田容疑者の妻、そして妻の母親と同居していた
事故当時は妻と義母は仕事に出掛け村田容疑者とくるみちゃんの2人きり
まだ生後2ヶ月ということで村田容疑者とくるみちゃんの2人きりになることはあまりなかったのではないだろうか
せっかくの仕事休みに赤ちゃんの世話をすることになったものの、泣き止まないくるみちゃんにイライラしていたのだろう
そこまでは誰にでもよくあることと思われる
だが、村田容疑者の行動は父親とは思えない卑劣なものだった
村田容疑者は泣き止ませるために死なせることも厭わなかったのか?
村田容疑者はまだ首もすわっていない赤ちゃんを激しく揺さぶって泣き止ませようとした
それまであまり世話をしていなかった村田容疑者でも、2ヶ月の間に妻や義母が赤ちゃんを扱う様子を見て激しく揺さぶるなどの行為が危険なことぐらいは知っていたのではないだろうか
そうならば「泣き止ませるため」に激しく揺さぶったのはくるみちゃんが泣き止むなら死んでも構わないという考えではなかったのではないかとさえ思える
たった2ヶ月で父親からの愛情を受けるどころか殺害されたくるみちゃん
天国で安らかに眠っていることを願わずにはいられない
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