日韓国防相会談、韓国紙「日本は謝罪の代わりに不満だけ話す」と報道

日韓関係

6月1日、日韓国防相会談が開催されました

レーダー照射、韓国が改めて否定 問題後初の防衛相会談:朝日新聞デジタル
 岩屋毅防衛相は1日、アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)のため訪れたシンガポールで韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相と会談した。会談は昨年12月に韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機…

笑韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相と笑顔で握手する姿やレーダー照射問題を棚上げし「日韓両国間の防衛協力は極めて重要」との言動に岩屋防衛大臣への批判が殺到しているようですね

 

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実際には国防相会談において岩屋防衛大臣はレーダー照射問題について改めて自衛隊の正当性を主張しており、韓国軍の行為や言動を否定するような発言をしています

岩屋防衛相はこの日の会談後に記者らと会い、「レーダー照射事案に対する日本の立場は昨年1月の最終の立場そのまま。真実はひとつしかない」と話した。当時日本は「危険な飛行はなく、むしろ哨戒機が威嚇を受けた」と主張した。

さらに日本はこの日の会談で韓国の新指針に言及し、事実上撤回を要請することもした。

https://japanese.joins.com/article/028/254028.html?cloc=jp|main|ranking

韓国の新指針とは自衛隊に対して韓国軍艦艇に接近しないように求め、韓国軍が定めた距離以内に接近した場合はレーダー照射も行使するといった内容

韓国軍「距離16km以内は威嚇飛行」火器管制レーダー使用や進路上にヘリコプター飛ばす

これについても撤回を求めています

 

アメリカ、イギリス、フランスそして日本などは北朝鮮の海上での瀬取りについて監視している状態です

韓国軍は北朝鮮籍の船舶との接触について何ら証拠を示さないまま、自衛隊の哨戒行動を威嚇飛行との主張のみで反発しており、レーダー照射問題については平行線のまま

実質「棚上げ」と取られてもやむ無しといったところでしょうが、日本側の正当性を再確認するだけでも「放置」したままよりは日韓国防相会談に意味はあったのではないでしょうか

 

お互いの協力を再確認」といった発言もアメリカに向けてのリップサービスの感は否めません

日米の軍事協力体制は強固であっても、北朝鮮の非核化には地理的においても韓国の存在は未だに重要です

また日米韓での軍事協力体制が崩れることは、最近ロシアに接触を試みている北朝鮮や貿易摩擦で対立している中国にとってこれ以上喜ばしいことはないでしょう

ましてや朝鮮半島の統一により韓国が北朝鮮に取り込まれてしまえば、日本は敵対国を隣国に置いてしまうことになってしまいます

今でもすでに敵対国になっているという意見は置いといて・・・

韓国がどんなに「国対国の約束が守れない国家」であろうとも、生かさず殺さず現在の「大韓民国」でいてもらう方が日本にとっては安全であろうと思われます

 

レーダー照射について日本側の認識を再度確認してもらうためはもちろん、アメリカに対して日韓の防衛協力は問題ないとアピールするためにも今回の韓日国防相会談は避けられない状況だったように思います

そのため岩屋防衛大臣が積極的に開催を申し出た日韓国防相会談は韓国側にもアメリカ国防総省への印象を良くする機会ではあったのですが、韓国紙では日本を非難する内容で報じているようです

 

中央日報では

哨戒機問題後初の韓日国防相会談…日本は謝罪の代わりに不満だけ話す

哨戒機問題後初の韓日国防相会談…日本は謝罪の代わりに不満だけ話す(2)
中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします

という記事タイトルで

日本は依然として「真実はひとつ」として低空威嚇飛行の事実を認めなかった

日本は北朝鮮籍船舶と韓国軍駆逐艦との接触について哨戒活動を行っており、国際的な航空法に則って接近していました

【レーダー照射】韓国国防省の反論動画は威嚇的低空飛行の証拠となり得たか【日本語訳付】

だが両国の信頼は完全に回復していないという解釈が支配的だ。日本が依然として哨戒機問題に対し責任はないという主張を繰り返しているためだ

相変わらず、日本側に非があることが前提となっていて、「人道的支援中」の詳細な内容を韓国側は何ら示してはいません

またレーダー照射については日本側へ先に周波数を提示するように求め、自国の駆逐艦レーダーの周波数の開示をせず、その状況映像も提示されてはいません

【レーダー照射】証拠も出さず訂正もせず・・・韓国国防省が一方的に日本に対し謝罪要求

韓国軍関係者は「是非を確実に断じることはできないが、最小でも遺憾水準で日本の立場を取り付けられなかったのは残念」と話した。

なぜ日本側だけが「遺憾」を表明しなければならないのか理解に苦しみます

 

このように韓国政府や韓国軍、韓国メディアの発言や行動には辟易するばかりですが、韓国に北朝鮮・中国・ロシアの仲間入りされるのは日本やアメリカにとってはかなり脅威となってしまいます

2018年、韓国の軍事費は世界で第7位となっています

これが北朝鮮や中国に取り込まれることは避けなければなりません

 

「国交断絶」や「在日返還」など理想を声高に叫ぶのは心地よいかもしれませんが、はたしてそれは未来の日本の経済や防衛に利益のあるものなのでしょうか

 

 

 

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