高齢者ドライバーのアクセル踏み間違いや判断ミスによる事故が取り沙汰されることが多いですが、今回は20代女性の飲酒運転による危険運転を60代男性が避けたことにより事故が起きたようです
2日午前5時すぎ、佐賀県吉野ヶ里町大曲の国道385号で、コンビニエンスストアに入ろうと軽乗用車が右折した。その軽乗用車を避けようとした反対車線の車が左にハンドルを切り、そのままコンビニエンスストアに突っ込んだ。店にいた客1人が腕に軽いケガをしたが、店に突っ込んだ車の60代の男性にケガはなかった。
一方、軽乗用車を運転していた女の呼気からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、警察は神埼市神埼町田道ケ里の渡辺汐里容疑者(22)を逮捕した。容疑を認めている。警察は事故の状況を詳しく調べている。
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車に突っ込まれた佐賀県吉野ヶ里町大曲のコンビニ
ファミリーマート 東脊振(ひがしせふり)インター店
事故の原因や過失割合は?
軽自動車の渡辺汐里容疑者が飲酒により反対車線走行中の車の直前でコンビニ方向へ右折
反対車線を走行中の60代男性は前方を塞がれた形となり避けようとして左ハンドルを切りコンビニへ突っ込むこととなったと見られます
渡辺汐里容疑者は極度の飲酒運転であり重大な過失が認められることは当然でしょう
60代男性については法定速度が守られていたか、ブレーキを踏んだかによって過失割合は変わってくるかもしれませんね
渡辺汐里容疑者の過失9:1もしくは8:2といったところでしょうか
どちらにせよ直進している車の前に道を塞ぐように他車が飛び出してきたのでは不運としか言いようがありません
死亡事故に至らなかったことだけが幸いと言えるでしょう
酒気帯び運転や酒酔い運転についての罰則
酒気帯び運転や酒酔い運転についての罰則については以下のページで取り扱っていますが、今回の渡辺汐里容疑者は基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたとの事ですので酒酔い運転に該当することとなるでしょう
酒酔い運転は、2002年5月末までは違反点数15点となっていたが、法改正により同年6月に25点、さらに2009年6月には35点となった。即座に免許が取り消される(無免許の場合は免許拒否)だけでなく、免許の欠格期間(再受験が受けられない)も大幅に長期にわたることになった(累積点数35点の場合、前歴が無くても(免許取得していなくても)欠格期間は最低3年にわたる、また特定違反行為による処分なので最長の場合欠格期間10年になる場合もある)
また、刑事罰は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
事故発生による飲酒運転の発覚ということで罰則はより重いものとなります
渡辺汐里容疑者についてはおそらく執行猶予付きの有罪判決、免許取り消し及び数年間は免許が取れない状態になるのではないでしょうか
吉澤ひとみ容疑者の言い訳がクズすぎる「歩行者が信号無視」「芸能人だから・・・」
飲酒運転では保険が支払われない可能性
https://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info18.pdf
(財)交通事故総合分析センターでは飲酒運転での事故では保険が下りない可能性を述べています
物損事故はもちろん対人の怪我や死亡についての賠償は個人では到底支払えない額となる場合が多くなります
一生を賠償金の返済で過ごさなくてはならなくなるかもしれません
自分だけは大丈夫などと考えず、飲酒したら代行運転やタクシーなどを使って飲酒運転をしないよう心がけましょう
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