ファーウェイのスマホ、身の回りでも使っている人増えましたね
高性能の割に価格が安い
カメラが高性能
など、ファーストのスマホは高評価を得ているようです
一時はアイフォンのパクリとまで言われていましたが・・・実際そうでしたが
世界での販売台数はアップルに次いで第2位まで上り詰めていたファーウェイでしたが、米政府による制裁によって各国も足並みを揃え、ファーウェイは大打撃を受けている様子
5月22日の調査では2位から6位まで急減したとのことです
その理由として
アメリカ政府がアメリカ国内だけでなく海外に展開している企業に対してファーウェイとの取引を禁止とすることを発表しているということ
もちろんGoogleも含まれていて、今後ファーウェイの端末ではOSの更新やGmail、Google Playなども利用出来なくなる可能性もあります
アプリの入手や更新も出来なくなってしまうかもしれないということです
こんな情報が広まってしまってはファーウェイ端末の購入に躊躇してしまうのも仕方のない事です
こうして中国のファーウェイに対して制裁が行われるのも、ファーウェイ端末や機器には不明なチップやバックドアが仕掛けられているという情報が各国で発信されているからです
バックドアとはハード内に本来不要なチップを仕込み、それにより様々な情報を中国へ送るという仕掛け
中国がスパイ活動に利用しているのではないかということ
これについては明確な証拠が出たというワケではありません
ですが、そういった懸念があることを利用してアメリカが中国に対して通信事業において覇権を握らせまいとしているということだと思います
実際、中国ならやりかねない気はしますが・・・
もしハード内に確かな証拠が見つかったら、国家間の大問題ですけどね
さて、制裁対象の企業以外にもこの流れに準じてファーウェイとの関係を制限しようという動きが見られます
無線LAN製品の規格を管理する業界団体Wi-Fi Allianceが、ファーウェイの参加を「一時的に制限した」と表明
これによりファーウェイ端末は最新の通信規格を採用した無線LAN機器で使用出来なくなる可能性があります
2019年5月17日、ファーウェイはJEDECに対し、米政府による制限が解除されるまで自発的にJEDECへの加盟を停止することを決定したと通知した
JEDEChは半導体時術の標準化を取り仕切る団体
すぐに影響はなさそうですが、ファーウェイの新しい端末は独自技術が採用される可能性が高くなりそうですね
そして最も影響を受けそうな発表がこちら
SDアソシエーションは、SD製品の規格を管理する非営利団体。その管理対象にはフルサイズのSDカードからスマートフォン向けのmicroSDカードまでが含まれており、それらカードを読み込むポートデザインにも及んでいます。本協会のメンバーでない企業は、正式にSD規格をうたった製品の製造および販売はできません。
ファーウェイはSDアソシエーションから除名されたとの事で今後、一般で販売されているSDカードは使用出来なくる可能性が高いのです
そして、これについてはファーウェイも予測していたようで「HUAWEI P30」では独自の外部メモリーカード「NMカード」を挿入可能としました
ファーウェイの最新スマホで一般販売されているmicroSDカードが利用出来ない理由はここにあったようです
ちなみに「NMカード」はNano SIMと同サイズということで一般販売されているmicroSDカードとは大きさが異なるため代用することは出来ません
ファーウェイもGoogleドライブのようなクラウド上にデータを保存出来るようなオンラインストレージを提供出来れば問題も解決出来そうですけね
次々と発表されるファーウェイへの制裁及び規制に対して、独自OSも開発しているファーウェイは果して再び勢力を拡大することは出来るのでしょうか
価格も安く高性能なファーウェイのスマホですが、購入はしばらく様子を見た方が良いように思えます
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