日本の新聞が25日、今年10月に日本で行われる海上自衛隊の観艦式で韓国海軍を招待しないと報道した
これを受けて韓国紙中央日報では防衛省が韓国海軍の招待を「保留」していると表現した
残念ながら産経新聞には防衛省側が韓国軍招待を日本側が保留しているといった内容は見当たらない
韓国は日本側が招待を検討しているのではなく、来て欲しくないということを理解すべきだ
日本防衛省が今年10月に開催する海上自衛隊の観艦式を控え、韓国海軍の招待を保留していると産経新聞が25日、報道した。
レーダー照準問題をはじめ、両国防衛当局間の葛藤のためだと同紙は複数の政府関係者を引用して報道した。
同紙は「3年に1度のペースで開かれ、多数の海自艦艇や航空機が参加する」とし「友好国の海軍艦艇も『祝賀航行部隊』として招待する」と伝えた。
2015年に開かれた観艦式にも、米国とオーストラリア、インド、フランスの他に韓国海軍の駆逐艦「大祚栄(テジョヨン)」が参加した。
だが、この報道によると、今年10月観艦式に関しては、日本防衛省が米国とオーストラリア、インド、シンガポールはもちろん、中国にまで(参加)の案内をしたが、韓国に対してはまだ招請を保留しているということだ。
産経新聞の記事を見てみよう
防衛省が、今年10月に開く海上自衛隊の観艦式に、韓国海軍を招待していないことが分かった。韓国駆逐艦による海自P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題が、解決に向けて進展していないことへの措置だ。複数の政府関係者が24日、明らかにした。
防衛省はすでに米国やオーストラリア、インド、シンガポールなどに加え中国にも案内を出しているが、韓国の招待は見送っている。
防衛省幹部は「韓国がレーダー照射問題で前向きな対応をとれば招待することは可能だが、今の状況が続くようでは難しい」と語る。
海自観艦式、韓国を招待せず レーダー照射で溝防衛省が、今年10月に開く海上自衛隊の観艦式に、韓国海軍を招待していないことが分かった。韓国駆逐艦による海自P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題が、解決に…
産経新聞の記事全文ではないが、日本側の主張としては防衛省側が韓国海軍の招待を保留、もしくは検討しているとは書かれていない
韓国側の態度が変わらない限り招待するつもりはないと見る事が出来る
レーダー照射問題についてはお互いの主張が異なっており証拠動画などの反論合戦が行われたが、防衛省がホームページにあげたレーダー照射時の警報音や正当性の説明文を最後に協議を打ち切っていた
これに対して韓国国防省は反論動画をあげた
観艦式と言えば昨年10月に韓国の済州で行われた韓国海軍の観艦式において韓国は海上自衛隊に旭日旗の掲揚を自粛するよう求めた
日本側は旭日旗を掲揚することの正当性を主張、旭日旗を拒否する韓国の観艦式の参加を取りやめた
韓国側は観艦式に参加する他国にも軍艦旗の掲揚を自粛するよう求める通達をしたとしていたが、観艦式当日にはほぼすべての国で軍艦旗が掲揚されていることが確認されている
レーダー照射問題で韓国側が日本の主張を認めないことにより、海上自衛隊の観艦式に韓国を招待しないと報じられているが、防衛省にはこの旭日旗問題も影響があるのではないだろうか
これまでの日韓関係の問題について、韓国は常に日本が対応策を考えるべきという主張をしているように見える
今回の海自の観艦式についても日本が韓国に対して問題ないような対応を検討しているだろうという意味を込めての「保留」という言葉ではないだろうか
残念ながら日本はレーダー照射問題や旭日旗問題などを経て、韓国国防省と関わりたくないというのが本音だろうと思う
「保留」ではなく「拒絶」
韓国軍が観艦式に参加となるかどうかは韓国側が対応を熟慮しなければならない
もし、韓国軍が海自の観艦式に参加となれば港を埋め尽くす旭日旗で迎えてあげようではないか
コメント