サッカーで大げさに痛がる行為「シミュレーション」って言うの知ってた?

スポーツ

 なんかサッカーを見ると、ひっくり返ったやつがわざと痛がって、全然ペナルティを取られないと普通に走って追いかけるから、『何だあいつは?』って思うよね。

足が折れたみたいな顔して泣き叫んでるけど、全然審判が取らないと走り出して。インチキの塊みたい。中国の泣き女なんか雇ったら大変だろうね

6月16日行われたワールドカップロシア大会、スペイン・ポルトガル戦を振り返って北野武さんがこう語っていました

激しく身体がぶつかるサッカーという競技は時に大ケガをするようなシーンもあります

その際の衝撃は相当なもので、打撲したり地面に叩きつけられて骨折する場合もあるでしょう

ケガをした選手がかなり痛そうな様子であれば心配しつつ、試合が続行出来る状態なのか気になると思います

実際に大ケガをする人がいる中で、全くケガもしてなければ相手と接触さえしていないのに大げさなパフォーマンスで審判にアピールする選手もいるようですね

しかもサッカー界では、そうしないと選手としてチームに貢献しようとしていないと見られるフシもあります

こういったことがあまりに多く見られるので、北野武さんの先程のようなコメントが出たのでしょう

ケガもしてないのに大げさに痛がる行為=シミュレーション

ちなみにこのケガも接触もしていないのに、大げさに痛がって相手チームの選手のファウルをアピールする行為を

シミュレーション

と呼びます

え?

シミュレーションって、ほら、あれ

戦いの時に味方と相手がどう動いたらどういう結果になるか・・・みたいな

そういう意味じゃないのかって思いますよね?

ゲームでいうとこんなの

正解です!

 

シミュレーションの意味を調べてみた

weblioによるとシミュレーション【simulation】には以下のような意味があります

1.見せかけ,ふり,まね.
2.【生物】 擬態.
3.模擬実験[訓練], シミュレーション.

なので私達が思い浮かべるようなシミュレーションも正解ですし、サッカーで大げさに痛がって反則をアピールする行為もシミュレーションなのです

ちょっと分かりづらいですね

ちなみに「シュミレーション」という言葉はありません

シミュレーションを間違って使われているだけです

 

演技の下手なシミュレーション選手たち

このサッカーのシミュレーションですが、少しでも自チームを有利にしようとする行為ですが、あまりあからさまなのも興ざめしますよね

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自分から当たりに行って倒れるものや

痛そうにしてたのに、すぐあとでめちゃ笑顔で歩いてる人

そもそも接触してもない人などなど

 

シミュレーションという行為は反則

ちなみにこのシミュレーションという行為、ルールブックにもある反則行為です

第12 条 ファウルと不正行為
 反スポーツ的行為に対する警告

 負傷を装って、またファウルをされたふりをして(シミュレーション)、主審を騙そうとする。

悪質な場合、レッドカード(一発退場)もありえます

嘘をついて主審を騙し、自分のチームを有利にしようとする行為ですから当然ですよね

ましてやペナルティエリアでの反則となればPK判定となり得点の可能性大です

わずかでもチャンスをものにしたいという気持ちは分かりますが

 

VAR導入で今後サッカーのプレーは変わっていくのか

今回のサッカーワールドカップロシア大会で初めてVARが導入されています

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悪質な反則である場合はこのビデオ判定システムを使って様々な角度からのカメラで検証する事が可能になています

これまで主審の死角をついて反則ともとれるラフプレイをすることがサッカーのテクニックと言われてもいましたが、今後は難しくなるのではないでしょうか

そういった激しく接触してボールを奪い合うシーンは私達見ている側も興奮するものですが、下手な演技で反則を誘うシミュレーションは控えて欲しいものですね

 

 

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