日大アメフト悪質タックル問題、収束はまだ先の話のようです
悪質タックル問題を調査する第三者委員会が日大のタックルを養護する発言
写真は勝丸充啓弁護士(芝総合法律事務所より)
日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で負傷した関学大2年生QBの父、奥野康俊氏(52)が10日、自身のフェイスブックで日大の第三者委員会によるヒアリングを受けたことを明かした。
第三者委員会からは委員長を務める勝丸充啓弁護士、磯貝健太郎弁護士が出席。奥野氏は「何を守るための第3者委員会なのだろうか、事実を確認するだけで、真相究明する気は全くない。息子に怪我(けが)をさせた理由を知りたい」と不信感を募らせ、その経緯を以下のようにつづった。
「ヒアリングを受けていたが、途中に、勝丸弁護士の、あのタックルは怪我を軽くするためのタックルだったのでは、という説明に、不愉快になり、私から、ズバリ質問をした」
息子が負傷させられたプレーをめぐる弁護士側からの発言に、不快感をあらわにし「中立を担保するために、あなたは、日大との利害関係はあるのかないのか尋ねた」という。
そして「勝丸弁護士は、ない。と答えた。次に、今回の調査で日大からお金をもらっているのかと聞いたら、はい。と答えた。果たして、これで利害関係がないと言えるのか。明らかに、嘘(うそ)だ。と私は感じた。その契約書を開示してくれませんかと尋ねたら、出来ないと勝丸弁護士は答えた。開示して困る事は無いはずだ」などと、強い言葉で説明を求める意見をつづった。
第三者委員会が第三者として機能していない
動画から素人目にみても十分危険な行為だと思います
奥野康俊さんはアメフト経験者なので磯貝健太郎弁護士の発言には疑問どころか怒りを覚えたことでしょう
これは日大上層部からの支持か、それともお金をもらって調査している委員会の日大への忖度なのでしょうか
これから「第三者」としての立場として信用の出来る調査はされていくのでしょうか
奥野康俊さん、今期限りで市議を辞任
今回の日大アメフト悪質タックル問題で表立っての発言が目立つ奥野康俊さん
現在、大阪市会議員ですが、今回行動が選挙のための「売名行為」ではないかとの噂もブログやツイッターには多くありました
記者会見した(被害者の)父親は奥野康俊大阪市議会議員(52=大阪維新の会)すか。
子供と言っても大学生で、おとなだろう。本人が記者会見しろよ。
この記者会見、親父の、選挙目当ての「売名行為」だと私はおもうね。— 山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)。 (@yamazakikoutaro) 2018年5月21日
これに対し奥野康俊さんは今期限りで大阪市会議員での辞職を発表
息子さんが受けた悪質タックル真相究明とスポーツ界信頼回復のためとの事です
④/⑥すでに、市議会維新代表にも伝えております。私の記者会見前に決断していたことですが、任期満了を持って大阪市議会議員にピリオドをうつつもりです、次の選挙には立候補いたしません。真剣にこの問題に向き合う覚悟です。ご協力お願いいたします。
— 奥野康俊 yasutoshi@okuno.gr.jp (@okunoyasutoshi) 2018年5月24日
なお、5月31日には内田前監督、井上前コーチの2人に対する告訴状を提出したとの事です
問題が長期化する事は日大にとっても決してプラスにはならないと思います
宮川選手の会見コメント内容を認め公表、日大アメフト指導者の刷新が現在の日大にとって急務ではないかと思われます
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