大阪市の小6女児が伊藤仁士容疑者に誘拐され自宅に連れ込まれていた事件
小6女児が伊藤仁士容疑者の自宅逃げ出し交番に駆け込んだことで、伊藤仁士容疑者は逮捕となったが、その自宅には伊藤容疑者とともに女子中学生15歳もいたことが明らかになっていた
その女子中学生は家族によって行方不明届けが出されていたが、茨城県警は残されたメモから伊藤容疑者を特定、自宅に訪問し家の中も捜索したが女子中学生は見つけられなかったことが分かった
大阪市の小6女児を誘拐したとして栃木県小山市、伊藤仁士容疑者(35)が未成年者誘拐容疑で逮捕された事件で、茨城県警は24日、保護された同県の女子中学生(15)を捜していた県警の捜査員が今年7月、伊藤容疑者宅を訪れていたことを明らかにした。
県警によると、女子中学生の家族は6月に行方不明者届を提出。県警は部屋に残された電話番号のメモなどから伊藤容疑者宅を特定し、捜査員4人で訪問した。その際、伊藤容疑者は「心当たりはない」と説明。家の中を捜したが女子中学生は見つからず、衣服なども確認できなかったという。県警は「当時、(女子中学生が)外にいたのか、隠れていたのか、その辺はわからない」としている。
栃木県小山市、伊藤仁士容疑者の自宅
茨城県警の捜査員4人が訪れた伊藤仁士容疑者の自宅は一軒家
反対側から見てみると部屋数も多く、かなり大きな家屋だと分かる
ただ、茨城県警の捜査員4人が自宅内に入って捜査したにもかかわらず女子中学生を見つけられなかったことには多少なりとも疑問を感じる
衣服など女子中学生の存在の証拠となるものも見つけられなかったという
女子中学生はどこにいたのだろうか
家宅捜索とはどんなもの?事前連絡はあるのか?
7月の伊藤容疑者の自宅訪問時は任意での事情聴取となっており、家の中の捜索も伊藤容疑者による了承のもと行われたようだ
家宅捜索のような強制処分ではないがために、女子中学生の捜索が不十分だったかもしれない
家宅捜索については以下のサイトに解説されている
まず事前連絡については被疑者の証拠隠滅の恐れがあるため事前連絡はない
また家宅捜索を行うためには捜査令状が必要となり、これは裁判所が発行する
被疑者は礼状のある家宅捜索を拒否出来ない
女子中学生のメモには複数の携帯電話が書かれていたという
伊藤容疑者に対し捜査令状を出せるほどの証拠がなかったということだろう
7月の茨城県警の家宅捜索時、女子中学生はどこに?
6月に行方不明となった女子中学生は7月の茨城県警による伊藤容疑者の自宅内の捜索時、すでに伊藤容疑者の元にいたものと思われる
任意の捜査だとしても捜査員が4人もいて、一人の人間はおろか痕跡さえ見つけられないということがあるものだろうか
県警は「当時、(女子中学生が)外にいたのか、隠れていたのか、その辺はわからない」と曖昧な表現
隠されている女子中学生を見つけるための捜索だったのではないのか?
産経新聞では女子中学生は「無理やり監禁されたというより、自分の意思で身を隠していた」という趣旨の話しをしているという
女子中学生は伊藤容疑者には協力的だった可能性もある
万が一、警察が探しに来たときにはどうやって身を隠すか打ち合わせがあったのかもしれない
女子中学生には自宅で過ごすことを不満に感じる何かがあったのだろうか
例え女子中学生が伊藤容疑者に助けを求めた形であったとしても、家族に無断で児童を匿うことは許されない
さらにこの女子中学生のために他の児童を連れ去るなどもってのほか
伊藤容疑者の行動はすべてにおいて非難されて当然であり、誰のためにもならない
コメント