いつまでも母親とともに過ごしたいと思う子供は以外と多いのかもしれない
無職の富宇加(とみうか)幸美容疑者は母親と車中生活をしている中、母親が亡くなってから4日間もの間、母親を乗せたまま車中生活を続けていたということです
92歳の母親とみられる女性の遺体を放置した疑いです。 住所不定・無職の富宇加幸美容疑者(58)は、軽自動車の後部座席に92歳の母親とみられる女性の遺体を放置した疑いが持たれています。
富宇加容疑者が19日に「母が車内で死んでいる」と警察署に電話し、発覚しました。警察は、女性が15日ごろに死亡したとみています。
富宇加容疑者は、27歳の長男と92歳の母親の3人で去年8月ごろから車で生活を始めたと話しています。取り調べに「母に会えなくなると思った」と容疑を認めています。
死体遺棄(したいいき)とは
死体遺棄(したいいき)とは、死体を遺棄すること、特に、人間の遺体を葬儀に絡む社会通念や法規に沿わない状態で放置することをいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/死体遺棄
法定刑は3年以下の懲役(刑法190条)
母親との別れに耐えられず放置か
富宇加幸美容疑者(58)は去年8月ころから家族3人で車中生活を始めたとのこと
おそらくはそれまでの貯金や母親の年金を生活費として過ごしていたのでしょう
住居を持たないことから生活保護など受給出来てはいなかったように想像されます
娘としては大好きな母親と一緒に居られることは幸せだったかもしれませんが、車中生活は常人でも長く続けていると身体に悪影響を及ぼします
過酷な車中生活は母親の寿命を縮めてしまったかもしれません
本当に母親を思うなら、ちゃんとした住まいでともに過ごすべきだったでしょうし亡くなった際にはきちんと弔ってあげるべきと考えます
また記事では27歳の長男もともに車中生活をしていたとの事
彼もまた収入を得ていない状況であることが想像されます
はたして家族3人が住居を持たず車中生活を続けていた理由は何だったのでしょうか
その詳細は明らかになっていません
せめて車中で亡くなった母親はそれでも最期まで娘や孫が側にいてくれたことは幸せだったのだろうと思うしかない寂しい事件です
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