【悲痛】屋上に出る扉の手前で20人が折り重なるように・・・一酸化炭素中毒か?消防設備に不備は?

事件・事故

想像を絶する惨状だったに違いありません

放火による火災に巻き込まれ、黒煙が充満する建物の中で生き延びようと懸命に階段を上り屋上へ向かった20名の京アニスタッフは誰も扉を開ける事が出来す扉の前で折り重なるように死亡していたとの事です

消防が午後9時20分から現場で行った説明によりますと、死亡が確認された33人は、1階で2人、2階で11人、残る20人は3階から屋上につながる階段で発見されたということです。

3階から屋上につながる階段にいた20人のうち、ほとんどの人が屋上に出る扉の近くで折り重なるようにして倒れていたということです。

消防が屋上に到着した際、この屋上に出る扉は閉まっていましたが、鍵はかかっておらず、外側から開けることができたということです。

エラー|NHK NEWS WEB

あと少しで屋上への扉を開けて、外に出られていれば助かった命があったかもしれません

この亡くなった20人のスタッフはおそらく煙にまかれて、いわゆる一酸化炭素中毒によって死亡したのではないでしょうか

高濃度の一酸化炭素中毒は1分~2分で死に至る

煙を吸い込んでしまった時の症状、つまり一酸化炭素濃度とその症状について消費者庁がまとめているので見てみましょう

https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/activity_report/pdf/160923_advice.pdf

矢印の方向、右上に行くほど一酸化炭素濃度が高い状況での症状を示しています

つまり空気中に一酸化炭素濃度が0.02~0.03%の状況では5~6時間経過で頭痛や耳鳴り

一酸化炭素濃度が0.5~0.1%の状況では1~2分で死に至るということです

そこまでの濃度でなくとも、身体の自由が効かなくなり意識も薄れて逃げることも出来ずに死を待つしかないということになります

また高濃度一酸化炭素中毒の場合、後遺症も懸念されます

知能低下、意識障害などあり、怒りっぽくなるなど人格にも変化を及ぼすこともあるようです

死を免れて現在治療を受けている京アニスタッフの方々に重い後遺症が残らないことを望みます

 

一酸化炭素は無色透明で無臭!

先程「煙にまかれて」と書きましたが、実は人間を死に至らしめる一酸化炭素は無色透明で無臭だといいます

ですので、自分でも気付かないうちに少しでも高濃度の一酸化炭素を吸ってしまい、あっという間に身体が動かなくなり死に至ってしまうようです

火災で一酸化炭素中毒から身を守るには?

ビル火災などで一酸化炭素中毒から身を守るには上下どちらの階へ移動すれば助かる確率が上がるのでしょうか

Yahoo知恵袋には以下のような質問がありました

Q.
一酸化炭素が発生した場合、
天井から溜まりますか?床から溜まりますか?

ベストアンサー
一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さです。比重は空気を1としたときの重さが0.967ですのでどちらかというと上から溜まります。
実際は満遍なく混ざり合います。
下へ逃げても上に逃げても同じですね。
気をつけましょう。

一酸化炭素が発生した場合、天井から溜まりますか?床から溜まりますか? - 一酸化炭素が発生した場合、天井から溜まりますか?床か...
一酸化炭素が発生した場合、天井から溜まりますか?床から溜まりますか? 一酸化炭素が発生した場合、天井から溜まりますか?床から溜まりますか? 一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さです。比重は空気を1としたときの重さが0.967ですのでどちらかというと上から溜まります。実際は満遍なく混ざり合います。下へ逃げても上に逃げても同じで...

わずかながら空気より一酸化炭素の方が軽いとの事

建物を容器と考えれば少しでも下の方が一酸化炭素濃度は薄そうですね

助かる確率を上げるには少しでも身を低く保ち、一酸化炭素を「吸わない」ようにすることが重要となりそうです

 

京アニスタジオ建物に消防設備の不備はなかったのか?

放火に及んだ41歳の男は1階でガソリンをまいて放火したとされています

【京アニ火災】犯行の手口は?放火男はガソリン入りバケツとともに正面入口から侵入、普段していたセキュリティーは解除されていた

その際には爆発もあったようです

その時点で京アニスタッフは避難行動を行えていたのでしょうか

 

各階には消化器や火災警報器の設置はあったのでしょうか

延面積150㎡以上の建物で映画スタジオ、テレビスタジオなどは消化器の設置が義務付けられています
また火災報知器は一般住宅を含むすべての建物に義務付けされています

消化器があれば初期消火が行われていたのでしょうか

非常時の避難経路は周知されていたのでしょうか

 

適切な消火、避難活動が行われていれば被害を少なくすることが出来たかもしれません

もし消防設備や防火訓練などが不十分であれば会社に対する責任も問われることになりそうです

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