インターネットを甘く見すぎているとしか言いようがありません
黒いパンツをだけ履いた男が飲料水を貯める受水槽に入り、泳ぐなどしてはしゃぐ行為
しかも、その様子を動画投稿サイトにアップし炎上する騒ぎとなりました
はたして、受水槽で泳ぎたいと思った理由な何だったのでしょうか
大和ハウス工業は13日、自社が施工した賃貸マンション(福岡県志免町)で、飲料水をためる「受水槽」の中で協力会社の作業員が泳いでいたことを明らかにした。
泳ぐ様子を撮影した動画がネットに投稿されていた。大和ハウス工業はおわびの文書を発表した。
動画は約15秒。複数の男性が映り、「受水槽の中で泳いでまーす」「気持ちいい」などの音声とともに、半裸の男性が受水槽の水につかったり、浮かんだりしている。ピースサインする姿も映っている。
受水槽で遊泳「もったいなくて」 - ライブドアニュースライブドアニュースは、幅広いジャンルのニュースをいち早くお伝えします。わかりやすさ、読みやすさにこだわり、記事の核心をまとめた要約をつけています。
動画が投稿されたサイトは「TikTok」
その後、ツイッターに転載されて非難を集め大炎上となりました
受水槽で泳いだ人物とは?
同社によると、動画に映っているのは、同社が受水槽の施工を依頼した水道設備会社の従業員。同社が確認したところ、3人が2018年9月に受水槽の清掃や点検をした際に、内部で泳いだことを認めた。
受水槽はマンション屋上に設置されています
マンション屋上には誰もが上がれないよう鍵がかけてあるのが普通です
勝手に上がられて問題が発生してはマンションの管理責任が問われます
さらに受水槽にも鍵がかけてあるはずです
つまりは今回の不適切行為は関係者でなければ行えないものでした
泳いだ男は受水槽を清掃や点検を行う水道設備会社の従業員だったようですが、投稿者の特定が容易なこのような状況で不適切な動画を投稿するとは思慮が足りないという他ありません
みんなで考えてみよう
心の中で考えた人はRTお願いします。Let’s think about it together.
RT if you thought yourself.人が飲むかもしれない pic.twitter.com/EAbBuajS35
— 大炎上 (@greatflam1) June 11, 2019
受水槽で泳いだ理由は「水がもったいないから」
泳いだ後に受水槽を清掃したといい、同社の調査に「水を入れて流す前にもったいないので泳いだ」と話しているという。
今回、依頼を受けた水道設備会社は受水槽内の清掃を依頼されていたのだと思われます
外部から汚れなどが侵入しない構造となっている受水槽でも材質などにより錆の発生などで長年放置していては水が汚れることもあります
受水槽及び高架水槽が、法的な清掃義務をおっている事は良く知られています。受水槽のサイズや、使用人員や、自治体によって多少の違いがありますが、基本的には年1回の清掃義務です。
貯水槽・受水槽の清掃(年1回の清掃義務に対応)|千葉県水まわり解決センター貯水槽・受水槽の清掃は千葉県水まわり解決センターへ。50年の実績。店舗・マンション・アパートに対応。見積もり無料。柏市、流山市はすべての貯水槽に年1回の清掃義務があります。他の地域の方も年1回以上の清掃をお勧めします。
泳いだ従業員は貯めてある水を排水して内部を洗浄したあと、再度貯水する予定だったのでしょう
洗浄するために貯めてある水をただ捨てるのが「もったいない」として泳いでしまったようです
その後洗浄するので衛生面には問題ないとしても、裸同然の男が飲料水を貯水している受水槽の中で泳いだという事実は気持ちの良いものではありませんね
不適切動画投稿の悲惨な結末
ツイッターで「#不適切動画」と検索すると多くの常識をわきまえない行動を映した動画を見ることが出来ます
こんなやつ絶対許されへんやろ。
この後爪楊枝使った人可哀想すぎる。#拡散希望 #不適切動画
pic.twitter.com/Glr91ONtYV— それ逝け!炎上制裁ワソパソマソ (@SoreikeOnePunch) June 10, 2019
セブンのおでんパンケーキ食べたい事件#不適切動画 #炎上 pic.twitter.com/Tl7a0JoR4x
— 炎上事件BOT (@Clyward7342) June 6, 2019
金払って飲めよ。#炎上動画 #不適切動画 pic.twitter.com/dEYA4pwGpa
— 炎上制裁! (@Abcha3069) June 5, 2019
一度SNSなどで拡散されれば数千数万の人が短期間で動画を見ることになります
その中には知人がいたりネット上の特定班なるものが不適切な行為をする人物の名前や住所を公開することもあります
すき家、くら寿司・・犯人の名前や住所をネットに晒す「特定班」にも損害賠償請求の可能性
一時的にネットで人気者になろうとした挙げ句、大企業相手に訴訟されかねない事態に及ぶこともありえます
そして投稿されたその動画が転載などでいつまでも消えず、生涯残る汚点となることでしょう
軽い気持ちで行った常軌を逸した行動で注目を集めたいと思う前に、その後に起きる事で後悔しないよう「投稿ボタン」を押すことをためらって欲しいものです
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