卵や牛乳、小麦など
食物アレルギーを持つ人は日常生活で不自由を強いられることも多いだろう
それは本人だけでなく周りの人も心配りが必要になる
京都府の小学校では「強い魚アレルギー」の男の子が担任の先生に床に落とした魚を拾わされ体調不良を訴えるという事案があった
京都府精華町北稲八間の川西小で２月、強い魚アレルギーがある２年生の男子児童（８）が給食の時間に、床に落ちた魚を担任教諭の指示で手で拾い、体調不良を起こしていたことが１３日、同小などへの取材で分かった。
同小などによると、男児は魚に触れただけで体に異変が出る強いアレルギーがある。給食は代替食を取り、魚に触らせないようにしてきた。魚料理が出た給食日に、男児とぶつかった別の児童が魚料理を床に落とし、教諭が状況を確認しないまま男児に拾うよう指示し、男児が拾った。男児は授業後に迎えに来た保護者に息苦しさなどを訴え、病院に運ばれた。現在は回復しているという。
同小は「あってはならない重大な事案」として、全職員に周知して再発防止策を講じるとしている。
不注意で給食の食品を床に落としてしまうことはあるだろう
それを拾うのも当然のこと
しかし、担任の先生はなぜか魚アレルギーの男の子に魚を拾うよう指示してしまった
先生はこの男の子が給食で出された魚料理を食べれないのは知っていたはず
だが男の子が触るだけでアレルギー症状が現れる「強い魚アレルギー」だということは知らなかったのではないだろうか
アレルギーを身近に感じない生活だと「触るだけで」アレルギー症状を発症するなどとは、にわかに信じ難いものだ
4代続く老舗の蕎麦屋の店主は蕎麦アレルギーのために店を畳むことに
明治36（1903）年創業の内神田の蕎麦屋「満留賀」が2016年6月24日、突然その暖簾を下ろした。
店には1枚の貼り紙。そこには、
「お客様にお知らせ
日頃から格別のお引き立てを賜り誠に有難う御座います。
この度、店主、蕎麦アレルギー悪化により、下記の通り一時閉店さ
せて頂くことになりました。
明治36年（1903年）より神田の地に来て113年に亘り、永い間ご愛
顧いただきました皆々様に心から厚くお礼申し上げます。
誠にありがとうございました。」
「触れるだけ」で死に至るケースもあるようだ
「背中にチーズ」入れられた13歳少年が死亡 「苦しさ極まる」最期に絶句
イギリス・ロンドンにある中学校で、Tシャツの中にチーズを入れられた13歳少年が、アレルギー反応でショック死するという事件が発生。
『私たちは学校のスタッフから、おそらく誰かがチーマ君をチーズを持って追いかけて、彼のTシャツにチーズを投げ入れたと聞きました。それによって、彼にアレルギー反応が生じた。かゆくなったほか、皮膚が非常に熱くなり、困難呼吸になりました』」（「ハフポスト」より引用）
なお、これを受け、Tシャツの中にチーズを入れた同級生の13歳少年が殺人未遂容疑で逮捕されたが、今のところ起訴されておらず、学校も変えてしまったという。
アレルギーには様々な症状があり、重度の場合「アナフィラキシー」と呼ばれ生命の危険もある
アドレナリンの自己注射製剤(エピペン®）を処方されていて携帯している場合は、それを使用することで深刻な症状を改善することが出来るようだ
いずれにせよ食物などのアレルギーへの対応は周りへの周知と理解が不可欠だ
自分や子供が食物アレルギーであることを知ってもらうにはいろんな方法があるだろうが、こんなかわいいワッペンでアレルゲンを魅せるのはいかがだろうか
只今混雑中です。ご入金確認後発送まで2週間程度になりました🙇♀️
見本がやっとここまで。数日前のエビが1つ目の試作だったので、そこからずっと試し縫いが続きました。色も決まり！
あと小麦💦#ネネロック #チャーム #アレルギー表示 https://t.co/SANoGxhjSv pic.twitter.com/oiOmKljOfd— ネネロック★しのぶ (@Ricamo_nenerock) February 28, 2019
見た目も可愛らしく、食物アレルギーについて話題にしやすいのではないだろうか
すべて手作りで商品到着まで2～３週間かかるようだ
食物アレルギー患者は年々増加傾向にある
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000112469.pdf
自分の周り人々や子供が発症した時のためにも、食物アレルギーについて基礎的な知識程度は身につけておいた方が良さそうだ
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