今年の紅白出場者発表の時期がやってきました
例年、11月半ばあたりに発表されるのでそろそろですね
今年の紅白出場者の関心事の一つが「韓流アーティストの起用」
NHKでは防弾少年団や去年出場していたＴＷＩＣＥなどが内定との噂がありましたが、NHKへのクレームが多いため韓流アーティストの起用は実現されない様相を呈してきました
音楽関係者は「先日、ＢＴＳのメンバーが着ていた“原爆Ｔシャツ”をめぐって、 ネット上で猛バッシングが起きました。そこに紅白内定報道が出ると、一斉にＮＨＫにもクレームが寄せられました。 韓流アーティストの出場が決まると、さらに強いバッシングが起きかねない」とも。
「１２年以降、昨年にＴＷＩＣＥが出場するまで韓流アーティストの出場はゼロでした。 こうした反応は受信料徴収にストレートに影響するので、局内では敏感になっています」とＮＨＫ関係者。
特に防弾少年団（BTS)はビルボードチャート1位という実績を掲げ、日本だけでなく世界各地での露出も増えていて、NHKもその恩恵に与ろうという画策もありました
防弾少年団のビルボードチャートのアルバム部門1位については、不正疑惑も取り沙汰されていましたが、メデイアを注目させるには十分過ぎる称号となっています
純粋な防弾少年団のファン達は日本の紅白出場を大きく期待していたことでしょう
では、なぜ紅白出場者を決める直前になって防弾少年団を含む韓流アーティストの出場が危ぶまれているのでしょうか
１つ目は10月30日に韓国で判決が下された「元徴用工への賠償問題」
この裁判では韓国の最高裁により「日本企業が元徴用工へ不法な強制労働について賠償すること」と決定されました
日本は個人の請求権は韓国政府にあるべきと反発しています
韓国が判決結果を元に日本企業の資産差し押さえを実行するならば国際裁判に訴え出るという状況も想定
一方、韓国は司法で判決が出されたものの、文在寅大統領は「関与しない」としているものの韓国政府内では今後の国際的な立場や世論なども踏まえ、日本に協力を求めたい構え
これに対し、河野太郎外務大臣は「韓国内の問題」と突き放して「戦略的放置」の考えのもと韓国に対しこの件について日本からは協議などには応じないう態度を示してします
さらに日本企業に対して「賠償に応じないように」と呼びかけ、諸外国に今回の元徴用工裁判の判決の不当性への理解を求める動きをするなど、日本政府による韓国への抗戦は日を追うごとに強くなっています
この状況下の中、日本国民の受信料で運営されているNHKが韓国のアーティストを、特に古くからの国民的番組である紅白歌合戦に招待することは国民の反発を呼ぶことはまず避けられず、実際防弾少年団やTWICEなどの内定の噂が出たこともありクレームが多く寄せられているようです
２つ目は特に防弾少年団についての非難が多くあることです
防弾少年団のメンバー「ジミン」が着用したTシャツが
「日本に落とされる原爆」「日本からの独立を祝う朝鮮民」の画像がデザインされていたことで日本国民の反韓を買いました
広島、長崎で何十万人と被爆した原爆の「きのこ雲」は当時の被爆者とその関係者に辛い記憶しかありません
これが撮影されたのは2016年のフランスでの文化交流事業に出演した際ですが、その後もこのTシャツを着用して画像をアップしてします
また、リーダーのRMも2013年に「歴史を忘れた民族には未来はありません」と発言し、反日発言と捉えられています
これについては、その前後を含めた
「今日は光復節！！歴史を忘れた民族には未来はありません。休みもいいですが、殉国された独立闘士の方々にもう一度感謝申し上げます。大韓独立万歳！」
となり必ずしも日本人について揶揄した意図はなかったかもしれませんが、韓国人が日帝による併合時代を植民地と捉え様々な非道を行ったとの考えから日本人を非難する時に
「歴史を忘れた民族には未来はない」
という言葉はある意味定番であり、そう捉えられても仕方のないことかもしれません
これらの理由から防弾少年団＝反日グループというイメージが反韓意識を持っている日本人に定着してしまいました
主には上記２つの問題により、韓流アーティスト、特に防弾少年団についてNHKの紅白歌合戦への出場は日本国民のNHKへの反感を強くもたらすものと考えられています
実際にそうなった場合にはNHK受信料の不払い運動なども懸念されるため、韓流アーティストの招待は断念すべきとの方向のようです
視聴率に伸び悩む紅白歌合戦と言えど、出場を望む国内アーティストはまだまだ多くいると思います
こういった時期に韓流アーティストを呼び込むよりも、その分日本人の出場者を増やすべきではないでしょうか
視聴率に目を奪われ、国民の感情をないがしろにするような番組作りはあってはならないと思います
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