まずはこちらの映像を見てもらえるだろうか
人の後ろをまるでペットの子犬のようについていくのはなんとスーツケース
名前はAirwheel(エアーホイール)SR5
このスーツケースは他の人間や障害物を自動で避けながら持ち主に従順についていくという
なんて健気(けなげ)でかわいいスーツケースだろう
旅行に行く予定がなくても一匹、いやひとつは持っておきたい気持ちになってくる
スーツケースと専用のブレスレットで構成され、ブレスレットとスーツケース間をUWB(超広帯域無線システム)でワイヤレス接続することで、ブレスレットを装着した人にスーツケースがついてくる仕組み。本体には人感センサを備え、周りの人や障害物を検知し、停止したり避けたりしながら走行する。専用アプリも用意し、Bluetoothでスマートフォンと接続すれば、スーツケースの向きのコントロールなども可能だ。
“手ぶらで旅行”をかなえる自走式スーツケース「Airwheel SR5」中国のテクノロジスタートアップ「Airwheel」が開発した「Airwheel SR5」は、実用性を重視して作られた自走式スーツケースだ。機内持ち込みが可能なサイズで、本体に備えた充電池は、電動モータを駆動して自走するほか、スマートフォンやタブレットのモバイルバッテリとしても使える。
クラウドファンディング実施中、目標額300万円
この自動追尾型スーツケースを開発する株式会社AFUは現在クラウドファンディングで支援者を募集中だ
先着300名は30%OFFでスーツケース1セットを手に入れることが可能
<1セットの詳細>
・SR5スーツケース1点
・スマートバンド1点
・62.6Wh電池1点
・取扱説明書・保証書1冊
ではもう少し詳しくこのスーツケースの機能を見ていこう
持ち主のスマートバンドを追従、離れるとお知らせ
まず。自動で持ち主を追従する秘密は、持ち主が装着するスマートウォッチのようなデバイス=スマートバンドにある
このデバイスをスーツケースが感知して持ち主に離れないよう、障害物を回避しながら自走する
また持ち主を3m以上離れた場合はバイブレーションで知らせてくれる
つまりはバイブが動かない限り、スーツケースを全く見ていなくても自分の後ろにスーツケースは常に付いてきてくれているということだ
夜間でも問題ないとのこと
最高速度は時速6km
一般的な歩行速度は時速4Kmで早足だと6kmぐらいなので、ちょっと急いでいるときでも大丈夫なようだ
坂道や多少デコボコしている路面が気になるところだが、下の映像を見ればなかなか強力なモーターを積んでいるようだ
この映像では問題なく持ち主に追走しているが、縦型のスーツケースであり、また中の荷物の重心の位置により倒れてしまう懸念もありそうだ
キャリーバーが付いているので、こんな状況の時ぐらいは持ち主がお世話してあげても良いかもしれない
複数のスーツケースを持っている場合はこのようなことも可能
もちろんスーツケース1つに対して対応するスマートバンド1つが必要となる
(1つのスマートバンドで複数のスーツケースを対応させることは出来ない)
なかなか面白い映像だが、自走式スーツケースに一般のスーツケースをロープなどで物理的に連結しても出来そうな気もする
その他の特徴を見てみよう
容量・指紋認証・TSAロック・USB給電・・・
スーツケースの容量は32リットル
スーツケースの中では小型の部類に入るだろう
長期滞在には向かないかもしれないが、旅客機の機内に持ち込めるという利点もある
一般のスーツケース同様にキャリーバーも付いている
防犯面では指紋認証を採用
最大5人分の登録が可能だ
またTSAロックを備えているので海外旅行などでも荷物検査の際の面倒が省かれる
自走式用のバッテリーからUSB給電も可能
約1万7000mAhのモバイルバッテリーは約12kmの走行が可能
スマートフォンを充電する場合はその分、走行可能距離が減るのでご注意を
Airwheel SR5に魅力を感じてしまった人はクラウドファンディングサイトへ
サイトではさらに詳しい機能や特徴が紹介されている
いずれ市場にも出回ることになるだろうが、30%OFFで購入出来るのは今だけだ
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