防弾少年団のアルバムが全米ビルボード1位の快挙を成したが、これについて不正な操作があったと報じられている
防弾少年団（BTS）の2枚のアルバムをリリース「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」
K-POP史上初めて全米音楽チャート「ビルボード200」のアルバム部門で1位を獲得したのだ
防弾少年団の全米ビルボード1位が不正操作との疑惑
これについて「BuzzFeed」アメリカ版で以下のように報じられている
「ビルボートチャートではストリーミングサービスの有料会員による再生回数が重視されるのですが、記事によると、BTSのアメリカのファンたちが、意図的に再生回数をアップさせ、BTSを全米1位に押し上げたというのです。手口としては、世界最大の音楽配信サービス『Spotify』の有料会員アカウントを1,000個作り、TwitterなどのSNSを通じてアメリカ国内外のファンに提供し、一斉に再生させ続けることによって、ストリーミング再生回数を伸ばしたそうです」（音楽ライター）
ビルボードなどのヒットチャートのランキングは音楽配信サービスのダウンロード数や再生数などを参考にしているらしい
『Spotify』は日本でも展開しているストリーミング音楽配信サービス
月額980円で4,000万曲が聴き放題になるという
これらのアカウントを大量に作成し、一斉に再生させる不正な操作でビルボードの上位を狙うことが出来るようだ
今回の防弾少年団（BTS）はこのような不正な方法で全米ビルボードチャートの1位を獲得したと言われているのだ
全米ビルボード1位による効果とは
「ビルボード200」という全米ヒットチャートで1位はアルバムセールスランキング1位という意味ではない
不正を行ってまでヒットチャートで架空の１位を狙うのは他にも理由があるのだ
Billboard 200は、ラジオ局にとってリスナーが興味のある音楽の目安として有用である。小売店にとってはどのアルバムを店の最も目立つ場所に置くかを決定する手助けとなっている。航空会社による機内での音楽サービスといったものでも、ビルボードチャートを放送する曲の決定に利用している。
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このようにビルボードのランキングは音楽界でどのような曲が人気であるかの指針になっている
多額の資金を使って広告を打ち出すより、不正操作でビルボード1位を獲得するほうが費用対効果の面でもかなり優れていると言えるだろう
韓国では兵役免除の期待も
韓国ではどんなに人気のあるスターでも18歳から35歳までの間に兵役の義務がある
文在寅政府の軍縮から、兵士の兵役義務期間は陸軍と海兵隊では18箇月、海軍では20箇月、空軍では22箇月と定められている。海兵隊や海軍、空軍などは志願しない限り配属されない。
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身体に問題がない限り兵役の義務は避けられないが兵役が免除される特例がある
理工系での博士学位を取得した者、関連企業に研究員として就職した者、スポーツでめざましい成績を収めた者（例：オリンピックでメダリスト、アジア競技大会で1位入賞、サッカーワールドカップでベスト16以上など）、国内外の芸術祭で入賞した者などは、1箇月間の基礎訓練のみを受ける形となり、事実上には免除される
現在のところK-POPについてはその対象ではないが全米ビルボードで1位を獲得した防弾少年団にもその特典が与えられてもよいうのではないかという議論が韓国国内で起きているというのだ
ファンであればそう願って不正に関与することもあり得るだろう
ある程度多額の費用を必要とするが、防弾少年団が兵役のために2年弱の間芸能活動が出来ない、メディアで見れなくなることを考えたら安いものだろう
日本でもアイドルグループの「総選挙」とやらで数百万ものお金を使う猛者もいるくらいなのだから
とは言え、東方神起やBIGBANGなど人気グループも兵役に就いていることや兵役対象となる男性の減少により兵役免除のあり方について再検討されていることからK-POPの海外での活躍による兵役免除は今のところは簡単には実現されない方向のようだ
ネットでの人気は信用に値しないかもしれない時代
先日、ツイッターがフォロワーの不正アカウントの削除を行ったため、特定のアカウントのフォロワーが大きく減少するという現象があった
これにはツイッターのフォロワーを販売する業者が関与していたものと思われる
ツイッターやインスタグラムではそのフォロワー数の多さが人気度を表すと誰もが思うところ
実際には本物のアカウントでにフォロワーでなくても、その数字からそのアカウントを注目したり、フォローするきっかけになった人も多いだろう
防弾少年団のビルボードでのランキングもそうだが、ユーザーや業者による不正操作があればその人気は本物ではないということになる
それが間違っていることなのかプロモーションの一つと考えるべきかは分からないが、ネットでの人気はそういう事情も考慮して自分で判断する必要がある時代となっているのだろうと思われる
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