運行中の旅客機内でゴキブリが発見されるというあり得ない事が起きた
しかし、大韓航空は関連事実を検疫当局に申告さえしていなかったことが明らかに
「ナッツ姫」「水かけ姫」に続き検疫法も破るという大韓航空の不祥事
劣悪な企業体質が一気に表面化してきている
もくじ
機内での食事トレイの上をゴキブリが徘徊!
ゴキブリは今年2月17日、タイ・バンコクを出発して仁川(インチョン)国際空港に入ってきた大韓航空KE654便で見つかった。当時の状況はこうだ。ゴキブリはビジネス席(プレステージ席)で朝の食事をしようとしていた会社員のキムさん(40)夫婦のトレイの上を這い回り、キムさんの夫人が食事の時に配られたナプキンでゴキブリを捕まえた後、急いで乗務員を呼んだ。
乗務員はキムさん夫婦にしばらく待ってほしいと話した後、ゴキブリを捕まえたナプキンを持って消え、10分後に責任乗務員である事務長がやってきてキムさん夫婦にお詫びの言葉を伝えた。事務長は30~40分後に再びキムさん夫婦の元にやって来て、食事中にゴキブリが出てきて不快だったというキムさんに対して事務長は改めて謝り、会社にこの日あったことを詳しく報告すると約束した。中央日報
運行中の機内でゴキブリが発見されるという異常な事態
ゴキブリを食事用ナプキンで捕まえたというキムさんも凄いが、機内での乗務員の対応も適切と思われる
だが、この後大韓航空はゴキブリが見つかった事を隠し防疫作業もせず機体を運行し続けていたようだ
大韓航空は事件を隠し、防疫作業もせず!
機内でゴキブリなどの害虫が見つかった場合、着陸30分前に申告が必要だが異常なしと報告
また、生きているゴキブリの場合飛行機は着陸後その場に停止して防疫作業を受けなければならない
害虫が伝染病を拡大させる恐れがあるからだ
が、当然それもせず大韓航空KE654便は運行を続けていたとみられる
その理由としては運行スケジュールに支障をきたさない為と言われている
スケジュールが過密な為、検疫作業をしていては運行に支障をきたすということだ
さらに大きな被害を及ぼすかもしれない事態を大韓航空はもみ消してしまった事になる
大韓航空関係者によるあきれた釈明内容
これについて大韓航空関係者は
「該当飛行機に対しては事件が発生した2月17日当日、仁川空港で自主的に防疫作業を実施した」とし「仁川空港検疫所に申告しなかったことは規定をよく知らなかったため」
と釈明
自主的にというのは機内でこっそりとという事だろうか
空港の検疫所に申告してないとこから、検疫所では防疫検査を行っていないだろう
機内に十分な防疫具があるとは思えないのだが
韓国ではゴキブリが発生することが多く、そういった設備も常に準備されてりうなら納得だ
いや、納得ではないが
そして規定を知らなかったという言い訳はこの事案が社内上層部まで報告されていない事を物語る
会社トップまで知らない訳がないのだから
もしくは幹部は知っていて知らないふり、責任は現場任せの状況かもしれない
大韓航空、被害を受けたお客様への対応もずさん!
ゴキブリ付き食事の被害を受けたキムさんは、その後の防疫状況について心配になり大韓航空に二度メールを送ったが返事をもらえなかったらしい
やむなく直接電話をかけるに至ったが
防疫関連証明は内部文書であるため公開できず、顧客被害に対する補償としてA380模型飛行機をくれるといった
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と伝えられたという
どこまでも大韓航空のずさんな面が露呈された事件であった
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