デリヘルなどの性風俗店から新型コロナウイルスクラスターが発生しないのは何故か?

新型コロナウイルス

こんばんは。

たまに仕事を休みにすると何していいか分かりません。

ワーカホリックの極み、ラブホ店長わんわんです。

はい。今日も出勤です。

 

新型コロナウイルス感染者数は減少傾向にあるものの、未だに緊急事態宣言下にあったり蔓延防止解除になっても自治体独自の時短要請があったりでなかなか夜の街には活気が戻らない様子ですね

キャバクラやホストクラブがクラスター発生の感染源とされるニュースもしばしば聞かれ、時短要請に応じない店舗は過料が科せられたり、店名公表となる事例も起きています

風俗店には持続化給付金など支援金は受けられないこともあり、罰金を払っても営業したいお店は多いようです

ただ、このようなお店ではキャストさんがマスクなしに複数のお客と至近距離で接客することから感染リスクが高くクラスターにもなりやすい状況と言えます

さらには同業他店が自治体からの要請を受けて時短営業や休業している中で、チャンスとばかりに要請を無視して深夜営業を続けているところもあるようです

少しでも売上が欲しいため時短要請を守りたくても難しい、さらに新型コロナウイルス感染もリスクも抑えたい・・・経営者として判断が難しいところでしょう

 

ところで、キャバクラやホストクラブに比べてデリヘルやソープ、ヘルスでのクラスターはあまり聞かないですが何故でしょうか

接客内容はキャバクラやホストクラブよりかなり濃度の高い濃厚接触となっています

一般的なデリヘルの一般的な基本プレイ60分でどちらかが新型コロナウイルスに感染していれば、かなりの確率で感染しそうに思えます

一般的なデリヘルの基本サービスってどんなの?って方は以下のサイトを参考にして下さい

そこで、店長歴17年のラブホ店長がデリヘルやソープ、ヘルスからクラスターが発生しない理由を考察してみました

1対1での接客のため、クラスターが発生しにくい

デリヘルやソープ、ヘルスでは基本男性客1人に対して女の子1人が個室内でサービスを行うことになります

対してキャバクラやホストクラブでは同じフロアに数名から数十名がマスクなしに滞在し飛沫感染はもちろん空気感染のリスクもありどちらが集団感染のリスクが高いかは明らかでしょう

もちろんデリヘルやソープ、ヘルスの女の子は1日に数名の男性客にサービスを行うこともあるため単純には比較出来ないとも言えます

 

男性利用客が性風俗店でコロナ感染しても利用した事実を隠している

自治体の新型コロナウイルス新規感染者数公表の際、必ずあるのが感染経路不明

だいたい新規感染者の約半数が感染経路不明ということが多いです

例えば家庭内でも職場でも感染者がいないのにコロナに感染してしまった場合など本人にもどこで感染したか覚えがない場合があるでしょう

それとは別に本人に明らかに自覚があるが、それを口外出来ない理由がある場合

デリヘルやソープ、ヘルスなどの性風俗店の利用や浮気、不倫など・・・

本人が言わずにいれば感染経路不明

ですが、お店が利用客のリストを警察に提供することなどがあればそれらが発覚する可能性はあります

警官がデリヘル利用後、同僚との会食でクラスターが発生し警察の捜査に協力のためお店が利用客のリストを提供したようです

 

ただ、どの風俗店でも利用客のリストを提供するという訳ではないようです

下の記事の店舗型風俗店では「接客した人数は不明」となっているため、個人名などの情報は提供されなかったようです

 

デリヘルやソープ、ヘルスのサービス内容が感染を抑えている

デリヘルやソープ、ヘルスでは基本的に行為の前後には男性女性ともにお風呂に入ることになっていますし、イソジンやマウスウォッシュなどで口腔内を清潔にするようにしています

これらが新型コロナウイルス感染に効果的であるとは言い難いですが、一般的にうがいや手洗いが新型コロナウイルス感染対策に有効と言われる現在、感染リスクをわずかでも低減しているのではないでしょうか

 

ちなみに余談ですがイソジンやグリンスで性器を洗うと男性が痛がると性病があると言われていたりもしますが、必ずしもそれだけで判別することは出来ません

あと、これも余談ですがイソジンや殺菌効果のあるマウスウォッシュなどで口腔内を洗浄して清潔に保つことは感染症予防に効果的ですが、やりすぎは口腔内常在菌をも常に洗い流してしまい人間本来の外部からのウィルス侵入を防ぐ効果を弱らせてしまうので要注意です

 

風俗店側での感染対策やコロナ渦での現状

デリヘルやソープ、ヘルスの店舗では感染リスクの高いサービス業態であることから、勤務する女の子に体温のチェックはもちろん定期的なPCR検査を行っているところもあるようです

また、これまでデリヘルなどでは待機の女の子は同じ部屋で待機するのが通常だったものが、それぞれの自宅で待機し予約時間に送迎するといったことも行われているようです

そして、これはどの業種でも同様ですが、このコロナ渦の中利用する男性客も減っていることも要因かもしれません

利用客数がコロナ渦前のような数字であれば、デリヘルやソープ、ヘルスでももっと感染者やクラスターの発生がおきていたかもしれません

 

ウチのような繁華街に近いラブホテルではデリヘル客は全体の7割~8割に及びます

ワクチン接種が進んでも完全に以前の日常を取り戻すことは難しいように思われます

それでも風俗店や女の子、そしてホテル側の感染対策の努力によって利用するお客様の不安を取り除くことが出来ればコロナ渦以前に近い日常を取り戻せるかもしれませんね

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