国内での新型コロナウイルス肺炎感染者数が33人となり(2月14日)感染者拡大が懸念される
潜伏期間が4~5日とインフルエンザより若干長く、潜伏期間でも感染の可能性があるためいつ誰から新型コロナウイルス肺炎をうつされるか不安になるのも仕方ない
もしやすでに自分は感染しているのだろうか?
そう考えて新型コロナウイルス肺炎の検査を受けたいと思っても、検査費用は国民健康保険適用外であることは知っているだろうか
国内の感染者の拡大を少しでも防ぎたいなら検査費用を保険適用として国民が進んで検査を受けるようにすべきだと考えるのは当然のこと
なぜ厚生労働省は新型コロナウイルス肺炎の検査を保険適用外としているのか
もくじ
現在、新型コロナウイルス肺炎の検査は無料で行われている
2月14日までで、国内でPCR検査を受けた人数は978人
うち33人が新型コロナウイルス肺炎について陽性と診断されたが、検査は無料で実施されている
検査は無料で行われているのに、保険適用外となるとはどういうことか
新型コロナウイルス肺炎の検査を無料で受けるための条件
新型コロナウイルス肺炎の検査を受けるには以下の条件に該当している必要がある
感染が疑われる患者は、37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状があり、
・発症前14日以内に湖北省または浙江省に渡航あるいは居住していた人、
・発症前14日以内に湖北省または浙江省に渡航あるいは居住していた人と濃厚接触歴がある人
をいいます。
これらの条件に該当するなら無料で検査を受けることが出来るということ
逆に該当しないなら検査費用は保険適用外となるし、そもそも私達が日頃お世話になっているような民間の病院では検査さえ断られると考えておいた方が良い
実はインフルエンザの検査も保険適用外となることも
誰が新型コロナウイルス肺炎に感染しているか分からない現状で人混みや公共の交通機関などで感染していないか心配になる
症状はないが少しでも安心するために検査を受けたいと思っても、保険適用外では進んで検査を受けたくもなくなる
それでは感染を未然に防ぐことが出来ないのではないかと誰もが思うところ
だが、実はインフルエンザの検査もインフルエンザの疑いの症状がなければ検査に保険が適用されないことがあることを知っていただろうか
通常、私達は風邪のような症状や高熱が出た際、インフルエンザかもしれないと病院に向かい医師にインフルエンザの検査を依頼する
大抵はあの細い綿棒のようなものを鼻の奥に突っ込まれて少々痛い思いをするだけで陰性か陽性か判断されるし、その信用性は8割以上となっている
そんなインフルエンザの検査だが、疑わしい症状もなく医師も検査の必要がないと判断した場合において検査を希望するなら保険適用外となる
新型コロナウイルス肺炎の検査の検査についても疑わしい症状もなく、新型コロナウイルス肺炎感染者と濃厚接触がないようなら検査を申し出ても保険適用外となるのはインフルエンザと同様の理由言える
新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を防ぐなら・・・
それでも新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を積極的に防ごうと考えるなら検査を保険適用とすべきだろうか
現在、新型コロナウイルス肺炎の検査は1万円ほどと言われている
これが3,000円ほどなら進んで検査を受けようと考える人も増えるだろう
ただ、今検査を受けて陰性と診断されても来週には感染しているかもしれない
新型コロナウイルス肺炎が終息宣言を迎えていない現在では、いつ感染するか分からないからだ
新型コロナウイルス肺炎が中国で猛威をふるい6万人以上の感染者、1,000人以上の死者を出しているため不安になるが、日本国内のインフルエンザでも年間で1,000万人の感染者数を数え、死者も毎年数百人となっている
新型コロナウイルス肺炎に限って過剰に反応すべきでもないのかもしれない
手洗い、うがい、ウイルス除去に対応したマスクを使用し、不要な人混みへの外出を出来るだけ避けることに注意したい
コメント