千葉県四街道市、朝の住宅街で起きたひき逃げ死亡事故
千葉県四街道市の路上でひき逃げで50代女性が死亡、犯人は逃走中
ひき逃げした運転手は逃走していたが、その後千葉県四街道市在住の内装工の少年(18)が逮捕された
「居眠り運転をしていた。看板とぶつかったと思い、逃げた」と容疑を否認している
女性を車ではねて死亡させ、そのまま逃走したとして、千葉県警四街道署は20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、自称千葉県四街道市在住の内装工の少年(18)を逮捕した。
逮捕容疑は20日午前6時55分ごろ、四街道市下志津新田の市道で、近くに住む高橋晴美さん(54)を乗用車ではねて死亡させ、逃走したとしている。
同署によると、少年は帰宅途中で「居眠り運転をしていた。看板とぶつかったと思い、逃げた」と話している。
産経新聞
居眠り運転は道路交通法違反
ハードな仕事で疲れていたり、徹夜明けで眠い状態で運転することは道路交通法違反となる
「過労、病気、薬物の影響等の理由によって、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない」
点数は25点、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金となる
事故を起こさない限り発覚することはないだろうが、居眠りなどは飲酒運転などと同じく正常な運転が出来ない危険な状態だということは認識していなくてはならない
人をひいたとは気付かなかったと供述、罪は軽くなる?
ひき逃げしたとされる少年は「看板とぶつかったと思い」と供述しているが、本当にそう思っていたのだろうか
看板がどのようなものを指しているのか分からないが、人間をひいた場合とでは重さによる衝撃などかなり違いがあるのではないだろうか
さて、嘘の供述か本当に人をはねたことに気付かなかったかは分からないが、本当に人をひいたと思っていたら罪は軽くなるのだろうか
上のサイトではひき逃げした友人を助けたい思い弁護士に相談する体で話しが進められているが以下のような記載がある
今回のようなひき逃げ事案で不起訴処分を獲得するためには、事故の状況からして友人に過失がないことや、友人が現場を立ち去るとき事故に気付いていなかったことなどを主張することが必要となる。
このサイトでは嘘をつくことを推奨してはいないが、事故に気付かなかったことを主張することで不起訴処分を獲得出来る可能性を示唆している
ひき逃げを起こした容疑者が「人とは思わなかった」「事故した覚えがない」などと供述することを良く見かけるのは罪を軽くしたり不起訴処分となるために正しい供述をしていない場合も多々あるのではないのだろうか
ひき逃げに遭い重傷を負ったり命を亡くされた方のためにも、証拠が十分であればひき逃げ犯の供述にかかわらず厳罰に処されることを望む
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