栃木県鹿沼市で日産のフェアレディZが街路樹に衝突、炎上して乗っていた2人が死亡していた事件
後ろにいた車のドライブレコーダーなどからフェアレディZが直前に反対車線からUターンする車を避けたため街路樹に衝突したとみられていました
本日26日、UターンしてフェアレディZと接触していた乗用車の運転手で会社員の大橋強史容疑者(50)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕しました
栃木県鹿沼市で23日深夜、乗用車が立ち木に衝突して炎上し、中にいた2人の遺体が見つかった事件で、同県警鹿沼署は26日、宇都宮市海道町、会社員、大橋強史容疑者(50)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。大橋容疑者は「事故を起こして不安になって逃げた」と大筋で容疑を認めているという。
調べによると、大橋容疑者は23日午後11時25分ごろ、鹿沼市深津の片側2車線の県道で、乗用車を転回させる際に、中央分離帯寄りに走っていた乗用車とぶつかった。衝突された乗用車は、はずみで道路左側に飛び出し、歩道の立ち木に衝突した。
衝突された乗用車の後続車のドライブレコーダーに衝突場面も映っており、別の車の部品も落ちていた。同署では、遺留品や付近の防犯カメラなどを手がかりに大橋容疑者の乗用車を割り出した。死亡した2人の身元の特定を急いでいる。
炎上事故2人死亡 衝突した車運転の男をひき逃げ容疑などで逮捕 栃木・鹿沼 | 毎日新聞栃木県鹿沼市で23日深夜、乗用車が立ち木に衝突して炎上し、中にいた2人の遺体が見つかった事故で、同県警鹿沼署は26日、宇都宮市、会社員、大橋強史容疑者(50)を自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。大橋容疑者は「事故を起こして不安になって逃げた」と大筋で容疑
事故が起きた場所は?
栃木県鹿沼市の県道
中央分離帯のある2車線の道路ですが途中に分離帯の途切れる場所があります
大橋容疑者はこのような場所からUターンしようとしてフェアレディZと接触したようです
自動車運転処罰法違反(過失運転致死)
有期懲役刑の上限は20年である(刑法第12条1項)。ただし、他の罪が併合罪加重として適用される場合や、再犯加重の場合などは、最長で30年の懲役となる(刑法第14条、同第47条)。危険運転致死罪の場合は裁判員裁判での審理対象となることがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律#過失運転致死傷罪
道路交通法違反(ひき逃げ)
ひき逃げ、轢き逃げ(ひきにげ)は人身事故(人の死傷を伴う交通事故)の際に道路交通法第72条に定められた必要な措置を講じることなく事故現場から逃走する行為。物損事故(建造物損壊や、他人のペットを死傷させた場合も含む)の場合は「当て逃げ」(あてにげ)と呼ばれる
人身事故に係る救護義務・危険防止措置義務に違反した場合には、道路交通法第117条第1項により、5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処される。なお、同条第2項により、人身事故が「人の死傷が当該運転者の運転に起因する」ものである場合に、救護義務・危険防止措置義務に違反した場合は、罰則は10年以下の懲役又は100万円以下の罰金
行政処分の点数については、人身事故に係る救護義務・危険防止措置義務違反について、基礎点数として35点が科される
大橋容疑者が逃亡した理由
「事故を起こして不安になって逃げた」と供述しています
もしかすると飲酒運転などしていて、発覚を逃れるために逃亡したかもしれません
飲酒運転の場合、過失運転致死傷は危険運転致死傷となりさらに重い刑罰が科せられることになり、それを逃れるために逃亡するケースは多いようです
現在はそのような「逃げ得」になるような状況に対処するため、救護義務違反・措置義務違反の罪自体の罰則および運転免許の行政処分が強化されています
吉澤ひとみ容疑者の言い訳がクズすぎる「歩行者が信号無視」「芸能人だから・・・」
炎上したフェアレディZの速度超過の可能性も
画像からフェアレディZはZ33と思われます
馬力はモデルにもよりますが280PSを超えます
事故発生の時刻は午後11時25分
GoogleMapで見ても深夜はあまり交通量の多い場所ではなさそうです
照明などもなく深夜はかなり暗い場所となりそうです
大破炎上したフェアレディZはもしかするとこの深夜の時間帯にかなりの速度で走行していたのかもしれません
Uターンしようとした大橋容疑者には予想外の速度だったのではないでしょうか
先の画像を見て頂くとフェアレディZのフロントバンパーは街路樹に衝突する前に外れていたことが分かります
大橋容疑者の車との接触時に外れたものだと思われますが、フロントバンパーに横からかなりの衝撃が加わったのでしょう
フロントバンパーが外れたことから、フェアレディZの車体自体にはあまり衝撃は伝わらなかったのではないでしょうか
大橋容疑者の車との接触であまり影響を受けなかったフェアレディZは「接触のはずみで」というよりはかなりの速度のまま回避のためハンドルを切って街路樹に衝突し炎上したと考えられます
いずれにせよ事故を起こし救護措置、警察への報告義務を怠った大橋容疑者の行為は許されないものです
おそらくは免許取り消しの上、7年以上の欠格期間となることでしょう
大橋容疑者への刑罰についてはフェアレディZの速度や回避行動、大橋容疑者のUターンのタイミングなど警察の十分な捜査を行って欲しいものです
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