お盆の時期に入り、海や川など水場での事故のニュースが多数報じられています
帰省や旅行などで海や川で遊ぶ予定を立てている方やご家族は十分にお気をつけ下さい
もくじ
海で流された7歳のおいを助けようとした35歳女性が死亡、おいは無事救助
10日午後、香川県三豊市で、海水浴に来ていた35歳の女性が、沖に流された7歳のおいを助けようとしておぼれ、死亡しました。
10日午後2時前、三豊市仁尾町にある父母ヶ浜海水浴場のおよそ500メートル沖合で、男の子が女性の体をつかんで助けを求めているのを、近くを通りかかったプレジャーボートの男性が見つけました。
2人は男性に救助され、このうち女性は意識不明の状態で病院に運ばれ、およそ3時間後に死亡が確認されました。
男の子にけがはありませんでした。
警察によりますと、死亡したのは高松市の35歳の女性で、7歳のおいと11歳のめいを連れて海水浴をしていたところ、おいが浮き輪のまま沖に流されたため、助けようとして海に入り溺れたということです。
エラー - NHK
7歳のおいは無事だったことは不幸中の幸いでしたが、助けようとした女性が亡くなるという悲しい事故
救出時、おいは女性の身体を掴んでいたとの事ですが意識のない女性を掴んで助けを求めていたおいの気持ちはどんなものだったのでしょうか
想像するといたたまれなくなりますね
小学生の息子と父親が沖に流され救助されるも、父親は帰らぬ人に
10日午後、佐賀県唐津市の海岸で、海水浴をしていた小学生と47歳の父親が沖に流され、2人とも救助されましたが、父親が死亡しました。
10日午後4時前、唐津市呼子町の海岸で「小学4年の息子と夫の姿が見えない」と、妻から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、2人は海で泳いでいたところ沖に流されたと見られ、いずれもサーフィンをしていた人たちに救助されましたが、父親で福岡市西区の野呂真司さん(47)は、病院で死亡が確認されました。
小学4年性の息子は意識があり、命に別状はないということです。
エラー - NHK
こちらも子供は助かったものの父親は亡くなるという残念な事故
家族で楽しむはずだった夏休みが悲しい結末を迎えてしまいました
利根川で男子高校生2人が死亡、水深1.5mも急流に流されたか
8日、埼玉県と群馬県の県境を流れる利根川で、男子高校生2人が流された事故で、9日に1人の遺体が見つかりましたが、10日午前、もう1人の高校生も遺体で見つかりました。
この事故は8日午後3時半ごろ、埼玉県と群馬県の県境を流れる利根川で男子高校生2人が流され、行方不明になったものです。9日午後3時ごろ、流された場所から1.5キロほど下流で、埼玉県立妻沼高校の3年生・小林祥之さん(18)が川底に沈んでいるのが発見され、死亡が確認されましたが、10日午前9時半すぎ、もう1人の男子生徒も遺体で見つかりました。
見つかったのは同じ高校の3年生の伊藤雅哉さん(17)で、警察などによりますと、伊藤さんの遺体は流された場所から10キロほど下流で浮かんでいるところを消防の捜索隊が発見したということです。流された場所は水深1.5メートルほどで、流れも速い場所だということで、警察と消防は、2人が川遊びの最中に流されたとみて調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190811-00000003-jnn-soci
高校生となれば体格はほとんど大人と変わらないと思います
水深1.5mの川で溺れるとは考えにくいですが、よほど川の流れが早かったのでしょうか
川底の石ではに覆われた藻よって足が滑りやすくなることがあります
立ち上がろうとしてもそれらが理由で立ち上がれず、流されるまま溺れてしまったのかもしれません
なぜお盆の時期に水場の事故が多いのか
昔からお盆の時期には水場に近づいてはいけないと言われます
お盆には霊が帰ってくるため、水場で亡くなった霊が生きている人を引きずり込むんだとか
霊の存在など信じないという人も多いでしょうが、亡くなった方の魂が戻ってくると言われるお盆に水場の事故が多いとあながち迷信ではないのかと思ってしまいますね
また土用波の影響とも言われています
土用波(どようなみ)とは、晩夏にあたる「夏の土用」の時期に、発生する大波のこと
まだ遠くの方にある台風によって大きな波が海岸に押し寄せてくるとの事
予想外に沖に流されてしまうのはこのせいかもしれません
天気も良く波も穏やかだと思っていても、突然大きな波が襲ってくる可能性があることは忘れてはいけません
慣れない土地での油断があったかもしれません
帰省や旅行では日頃慣れた場所とは違った土地で海や川で遊ぶことになります
大丈夫と思っていても水深が急に深くなる場所があったり、川の流れが意外に早かったり事故に繋がる危険性が潜んでいます
夏休みやお盆休みで気が大きくなってしまって慎重さに欠けてしまう事が原因となっていることもあるかもしれません
家族や友人とせっかくのお休みを存分に楽しみたいという気持ちはあると思いますが万が一の事態は想定しておく必要はあるでしょう
せっかくの夏休みで悲しい結末を迎えないためにも・・・
最後に、亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます
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