7月21日の参議院選挙で議席数を減らした共産党が「消費税廃止」を掲げて躍進したれいわ新選組と共闘へ意欲を見せています
共産党の「消費税廃止」「脱原発」など政策がれいわ新選組と重複したことやSNSなどで山本太郎代表に注目が集まり、支持者を奪われた感がありますが党の存続をかけ、国会でれいわ新の議員の協力を得たい考えとみられます
共産党はれいわ新選組の重度障害者へのサポートも全力でしていく考えも示しています
共産党の小池書記局長はれいわ新選組について、消費税の廃止を目指すなど政策の方向性が一致しているとして、国会での共闘に意欲を示しました。
れいわ新選組は先の参議院選挙で消費税の廃止などを掲げて比例代表で2議席を獲得し、難病の患者と重度の障害者の2人が初当選しました。
共産党の小池書記局長は29日、記者団に「れいわ新選組とは消費税の引き上げ反対にとどまらず、将来的には廃止をしていくという政策的な方向性が一致している」と述べました。
そのうえで「当選した2人がきちんと国会で活動できるようサポートしていくことに全力を挙げながら、共闘関係を強めていきたい」と述べ、国会での共闘に意欲を示しました。
エラー|NHK NEWS WEB
議席を減らした共産党、共闘先を模索中
2019年6月21日に公示された日本共産党の公約には以下のような文言があります
日本共産党は、共闘の力で政治を変える新しい道に踏み出し、市民と野党の共闘の成功のために、誠実に力をつくしてきました。日本共産党の共闘への努力と献身がなければ、野党共闘の前進はあり得なかったと自負しています。
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参院選の結果では立憲民主党が議席を倍増、N国やれいわ新などの躍進は自民党の議席減に貢献したと思われます
結局、議席を減らした共産党は野党共闘の足を引っ張っただけでは?と思いますが共産党関係者は安倍自民が議席を増やさなかったことだけで満足なのかもしれません
そんな共産党ですが、今後も国会で発言力を維持するには数が少なすぎです
今後も共闘出来る野党と組んで「打倒!安倍政権」を推し進めていきたい
国民民主党みたいに選挙後に「生まれ変わった」と言われてはどうしようもないですが
SNSやネットで人気のれいわ新選組
「消費税廃止」「脱原発」などの政策に共通点を見い出し、れいわ新選組に秋波を送っているようです
れいわ新選組の議員2名ともに重度障害者ということもあり共産党小池書記局長は「全力でサポート」と意欲を見せています
ただし、介助費用については当面は参議院が負担することになったので、出番はなさそうですが
政策の共通点としてはその他に「時給1,500円」「辺野古中止、普天間停止」「TPP協定の廃止」など
そして「大企業への優遇税制の撤廃」
大企業の税制を中小企業並みにすれば数兆円の財源が生まれる、なので消費税増税は必要ないとの見解
公約にはないですが、れいわ新選組も改憲反対派であるようです
山本太郎「自衛隊員を戦争犯罪者にしないでくださいよ。自衛隊は物じゃない。自衛隊員は人間ですよ」
ねっ。
国会で、当たり前に、まともな事を、何度も何度も、日本政府に問いただしてるよ、山本太郎。 pic.twitter.com/4kBW6THEUA— にゃん吉 (@umetaro_uy) July 12, 2019
ここまで政策や見解が類似していれば共闘も現実味がある気がします
政策は類似、でも結果は・・・
ここでちょっと疑問も沸いてきます
なぜ共産党が議席を減らし、れいわ新選組山本太郎代表が100万票もの得票数を得たのでしょうか
主な政策に違いがないなら共産党も支持者を増やせてもおかしくありません
そう考えると共産党とれいわ新選組の違いは山本太郎代表のSNSやネットを活用したパフォーマンスだけかもしれません
山本太郎というキャラクターとその熱量が自民党を支持しない有権者を動かしたということでしょうね
だって彼は元々役者さんなのですから
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