外務省「請求権協定に『徴用』慰謝料含まれる。解決済み」韓国「知ってた。でも大法院がダメって言うから」

日韓関係

1965年に締結された日韓請求権協定とは敗戦した日本が韓国への賠償問題について多額のお金を拠出することによって「完全かつ最終的に解決された」とする日本と韓国間での2国間協定です

https://wadai-tyumoku.info/2018/10/26/【10月31日】徴用工最高裁判決の日本側敗訴は確定/

その内容では「精神的・肉体的苦痛」による「個人請求権」についても韓国国内で対処することとしていますが、韓国政府はこれを承知で最高裁の判決を重視し日本に賠償を求めるとしています

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、外務省が日韓請求権協定の交渉過程を記録した外交文書を公開したことについて、韓国外務省は「新しく発見されたものではなく、韓国の最高裁判所も関連する内容を考慮して最終判決を下している」として、日本企業に損害賠償を命じた判決を尊重するという従来の立場を強調しました。

エラー|NHK NEWS WEB

争点となっているのは徴用工の個人請求権

韓国政府は徴用工が個人として受けた「精神的・肉体的苦痛」は「個人請求権」として日韓請求権協定とは別に補償されるべきとの考えです

ですが、外務省が公開した当時の外交文書には「個人請求権」について日本からの拠出金を受け取った韓国政府が対処することになっています

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、外務省は1965年に締結された日韓請求権協定の交渉過程を記録した外交文書を29日公開しました。

文書では、韓国側の代表が「徴用」に関する補償について「精神的・肉体的苦痛」が含まれるとしたうえで「韓国が国として請求し、支払いは国内措置とする」としています。

ですが、これについて韓国政府、最高裁判所である「大法院」も考慮の上で日本への「個人請求権」を求めるているのだとの発言

「新しく発見されたものではなく、韓国の最高裁判所も審理の過程で関連する内容を考慮して最終判決を下している」

その内容は知ってるけど、裁判所の判決だからお金を払えという考え

少しばかり理解に苦しみます

 

実は韓国では2000年に入るころまでこのような考えはありませんでした

2004年に日本からのホワイト国入り

それ以降急速に経済成長をとげGDPが世界で10位以内になったころから、それまでの日本の支援は今後は不要と言わんばかりに戦時中の被害や苦痛について声を上げるようになってきました

2009年には徴用工の賃金未払いについて弁明、日韓請求権協定で受け取った拠出金をほとんど公共事業に費やしたことに非難を浴びたものの、2012年にはやはり精神的肉体的な苦痛を補償する個人請求権は消滅してないないとの見解で再度裁判所で判決を下すことになりました

司法の判断を尊重という韓国政府の策略

現在の韓国政府は司法に対し介入出来ない立場を主張して、大法院の判断に従うべき

つまりは日本企業が徴用工に対して賠償責任があると言い続けていますが、文政権以前の大統領である朴 槿恵(パク・クネ)はこの判決が下されると日韓関係に悪影響が出ると判断して判決を遅らせるようにしてきました

朴 槿恵(パク・クネ)政権時には慰安婦合意や日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)も締結されるなど日韓の関係は順調と思われましたが、朴 槿恵大統領は弾劾、罷免されて現在は獄中生活となっています

そもそも韓国民は日韓請求権協定の内容を正しく知っているのか?

日本人でも1965年に締結された日韓基本条約や日韓請求権協定などの内容を詳しく知る人は少ないでしょう

日韓基本条約全文

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/A-S40-293_1.pdf

疑問に思うのは日韓交流掲示板などで、韓国人がよく発言する日本からの多額の拠出金は「独立祝い金」だという言葉

한일조약 내용을 다시 한번 정독하길 바랍니다
독립축하금 명목으로 준 것이기 때문에 상환의무없습니다
日韓条約の内容をもう一度精読して下さい
独立祝い金名目で与えたので返済義務はありません

自分の国から独立していく者達をお祝いするなど有り得ないとは考えないのでしょうか

 

どこから得た知識なのか分かりませんが、韓国政府は国民に対して正しく内容を伝えていないのではないかと考えます

それは小中学校などでの教育においても日本に国土を占領され苦しめられたと教えるばかりの韓国の教科書にも言えることです

日韓の歴史、捏造されたのはどちらだ?日本と韓国の歴史認識の違いの理由とは?

 

もはや韓国民が今更正しい歴史教育を受けたり正式な日韓協定の情報を得たとしても、それを信じることは出来なくなっていると思われます

日本と韓国は今後さらに関わらないことで、それぞれのあるべき未来に進むことが出来るのではないでしょうか

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