東京荒川区の和菓子店で娘の木津いぶきさん(18)を絞殺し、「娘を店で切った」と息子に伝えた後自殺した父親の英喜さん(43)
父親の言動に不可解な部分が多く家族に話した内容とその後の状況が一致しません
英喜さんはなぜ、してもいない事を語ったのでしょうか
また、店で発見された娘の木津いぶきさんの携帯や財布が見つからないのはなぜでしょう
父娘が死亡後発見されるまでの経緯や父親の言動を時系列でまとめてみました
もくじ
父親の言動と一致しない結果
午後6時頃、父親の英喜さんは母親に「手首を切った」と電話で伝えていますが、首吊り自殺した英喜さんには手首を切った形跡はありませんでした
また絞殺されたいぶきさんの弟に父親から「娘を店で切った」と、これも電話で伝えているもののいぶきさんには切られた痕はなかったとのこと
本気で死ぬつもりで手首を切り死のうとしていたため、実行前に伝えたのかもしれませんが・・・・
ですが、娘さんを絞殺しているにもかかわらず「娘を店で切った」と偽る必要はないのではないでしょうか
気が動転していたとしても、我が娘を殺害した時に「切った」か「首を絞めた」か間違うとは考えにくいと思います
いぶきさんの携帯や財布が見つからない
殺人事件で被害者の所持品が見つからない場合、犯行を行った者が証拠隠滅のために処分することはよくあるようです
ですが、今回の場合は父親が娘を殺害し家族にそれを伝えて自殺しようとしていることから、証拠隠滅する必要はなかったように思えます
さらには、遺体までも冷蔵庫に隠すという不自然な行動
いぶきさんの携帯や財布、そして遺体が見つかっては困る者が他にいたということでしょうか
父親の英喜さんの携帯も見つかっていない
娘の殺害を家族に告白し自殺したとされる父親の英喜さんの携帯も見つかっていません
父親が自ら処分したとみられるとされています
父娘間に何か亡くなった後になっても隠したいトラブルがあったと考えるのが妥当でしょうか
父娘の死亡について第三者関与の可能性も?
娘いぶきさんの遺体を冷蔵庫に隠したり、2人の携帯が処分されていたり
そして父親の英喜さんの不可解な言動
本当に家族が受けた電話の主は英喜さんだったのでしょうか
オレオレ詐欺でも気が動転していれば息子の声を間違うなどはよくあること
娘いぶきさん、父親の英喜さんはともに第三者の誰かに殺害されたということも考えられなくありません
自殺による保険金目的の可能性?
経営する和菓子屋さんは近所で評判が良いものの経営は苦しかったようです
「お嬢さんも息子さんも私立の学校に通っていた。子供たちやご主人じゃなくて、奥様のご意向だと聞きました。それで身を粉にして働いて…。痩せ形でストレスがたまるまで追い詰められてたのかしら」(前同)。近くの同業者も「小さい和菓子屋はもう稼げない。大変だったと思う」と言う。
子どものために「働きすぎ」も 冷蔵庫遺体事件で自殺した父親の素顔 - ライブドアニュース和菓子店の冷蔵庫から女子大生の遺体が見つかった事件を東スポが報じた。殺害をほのめかしていた父親は、その後、死亡しているのが発見された。父親は私立に通う子どもたちのために身を粉にして働いていたという
自殺では保険金は支払われないとの見解が一般的ですが、保険金が支払われる場合もあるようです
自殺による保険金の支払いについては、保険会社ごとに1~3年程度の免責期間が設定されています。
保険法では自殺による死亡保険金は支払う必要がないと定められいるとお伝えしましたが、免責期間経過後の自殺であれば、保険金は支払われることがあります。
https://www.hoken-buffet.jp/news/knowledge/suicide_death_insurance/
今回のケースで保険金が支払われるかどうか定かではありませんが、経営難のお店を憂慮して子供たちの学費や生活費のために自殺を図った可能性もあるかもしれません
その場合、娘のいぶきさんを殺害する理由はあったのか疑問となります
今後の警察の捜査に注視していきたいと思います
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