奈良県生駒市で誰も運転していない車に74歳女性が轢かれ、まもなく死亡するという事故が起きました
しかもこの死亡した女性は直前までこの車に乗っていたという事です
6日午後0時40分ごろ、奈良県生駒市辻町のマンション駐車場で、無人の乗用車が突然後退し、住人の職業不詳、田村サチ子さん(74)をはねた。田村さんは搬送先の病院で約2時間後に死亡した。
奈良県警生駒署は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、車を止めた生駒市白庭台の無職、大西聖子容疑者(70)を現行犯逮捕。「ギアをリバースに入れたまま、車を降りてしまった」との趣旨の供述をしており、同署は容疑を過失運転致死に切り替えて捜査している。
同署によると、2人は知人で、大西容疑者の運転する車で外出先から戻り、田村さんが先に降りた。大西容疑者も続いて降りたが、ギアの操作を誤った上、サイドブレーキをかけ忘れたため車が後退したという。
ニュース|BIGLOBEニュースBIGLOBEニュースは、芸能ニュースや事件の速報を写真や動画でわかりやすくお伝えします。新聞社や雑誌の記事に加え、ネット炎上や動物の話題などをオリジナル記事でお届けします。
午後0時というのは昼12時のことです
夜中の12時である午前0時に比べて、あんまり聞き慣れないですよね
事故の状況、なぜ無人の車は後ろにいた女性を轢いたのか?
さて、事故の内容ですが死亡した74歳女性は過失運転致死で逮捕された70歳女性と2人でこの車に同乗していたようです
74歳女性が先に下りて、おそらくは車の後ろにいたようです
その後、運転していた70歳女性はシフトをバックに入れたまま車を離れてしまいます
バックで走り出した無人の車は後ろにいた74歳女性を弾き、死なせてしまったとの事です
運転していた70歳女性の不可解な行動
大抵の車ではシフトをバックに入れた時点で車内にはバック音が鳴っていると思います
https://ja.wikipedia.org/wiki/バック音
同乗していた女性が車の後部にいたにもかかわらず、シフトをバック(R)に入れパーキングブレーキもかけないまま車から離れています
シフトがニュートラル(N)またはパーキング(P)であれば起きない事故でした
70歳という高齢とは言え、ちょっと信じがたい行動ですね
過失運転致死と危険運転致死
容疑は過失運転致死となっているので
「不注意により人を死なせた」
つまりは「故意ではない」という事になりますが、それにしては有り得ない偶然が重なり過ぎているように感じます
過失運転致死傷罪は7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金
https://ja.wikipedia.org/wiki/自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律#過失運転致死傷罪
この場合執行猶予が付くこともありますが、もし「故意」が認められれば
危険運転致死罪で1年以上(20年以下)の有期懲役となる可能性があります
「シフトをバック(R)に入れパーキングブレーキもかけないまま車から離れ」たことは認めている70歳女性
先に車から下りた同乗者が車の後ろにいるのを知っていたのかが今後の争点になりそうです
コメント