警視庁が全国の通学路に防犯カメラを設置へ、不審者やつきまといなどいち早く捜査

法律・犯罪

精神的にも身体的にも弱者であり児童を狙った犯罪が後を絶たない

特に児童を対象としたわいせつ行為や盗撮は再犯率が高いとされている

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警視庁は児童への犯罪を未然に防ぐ目的で、全国の通学路に捜査用の防犯カメラを設置する方針

地元の建物や土地の持ち主に協力を得ながら設置するとしている

警察庁によりますと、13歳未満の子どもが登下校中に通学路などで犯罪に巻き込まれたケースは去年、全国で644件に上り、ことしも新潟市で下校途中の7歳の女の子が殺害されるなど事件があとを絶ちません。これらの事件では不審者のつきまといや、声かけなどの前兆とみられる事案が起きていることがあるということです。

このため警察庁は、こうした事案の捜査をいち早く進めて、人物の特定や検挙をすることで犯罪の未然防止につなげるため、取り付け式の捜査用カメラを全国の警察に配備することになりました。

カメラは住民などから不審者の情報が寄せられた際、土地や建物の所有者から許可を得たうえで現場に設置し、記録した映像は捜査に活用するということです。

全国の警察は学校や地域との情報共有もさらに進め、子どもを犯罪から守る対策を強化していくことにしています。

エラー|NHK NEWS WEB

防犯カメラの有効性については今年のハロウィンのこと、渋谷で起きた軽トラ横転事件でも威力を発揮した

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ツイッターなどで上がった映像では本人の特定は難しかったが、商店街や駅などに設置している防犯カメラの映像で足取りを追跡

周辺の聞き込みなどから犯行に及んだ者の身元を割り出した

 

児童の通る通学路にくまなく設置されれば、不審者情報がこれまでより詳細に伝えられるだけでなく、児童を狙った犯罪への抑止力にもなるだろう

 

実はこれまでも東京都を始め、各自治体によって通学路の防犯カメラの設置が進められている

大阪府箕面市では通学路70mごと、合計750台の防犯カメラ設置を進めている

大阪府箕面市は今秋から来春にかけて、市立小学校全14校を対象に、通学路70メートルあたりに防犯カメラ1台を設置する方針を決めた。計750台を“網羅的”に設置する作戦で、これほどの規模は全国でも異例。

https://www.sankei.com/west/news/140831/wst1408310006-n1.html

これまでの統計では防犯カメラ設置場所周辺でのひったくりや車上ねらいが減ったという

ただ、防犯カメラのない場所が死角になるとの声もある

だが、通学路の防犯カメラ設置が進めば、保護者の見守りなどの負担も軽減されるだろうし児童にとっても通学路に沿って帰宅することは安心につながるだろう

なお、箕面市ではプライバシー保護の観点から住宅などに向けた設置は控えるようだ

また、現在自治体で設置されている防犯カメラの映像は警察などの捜査機関からの申請があった場合のみ提供されることとなっており、一般には閲覧出来ないこととなっている

 

地方ではまだ防犯カメラの設置状況は進んでいないようだが、今後警視庁が主体となって順次全国へ設置されていくことだろう

これを機に児童への犯罪が限りなくゼロになることを心から望む

 

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