『ベストな年齢は10歳ぐらいの女の子』
熊本大大学院の42歳の准教授は逮捕時にそう語った
人の性的嗜好は人それぞれだろうが、公的な場所で他人の裸体を撮影することは犯罪だ
大学院の准教授ともなれば、知らない訳はないだろう
逮捕されるまでなんと100人以上の女児の裸体を撮影したという中村徹准教授はその撮影のためだけに大阪に通っていたという
熊本大大学院のロリコン准教授が、100人以上の女児の裸をスマホで盗撮していた。19日、大阪府警浪速署に書類送検されたのは、熊本大学大学院先端科学研究部の中村徹准教授(42=神奈川県鎌倉市)。
中村容疑者は今年7月16日午前11時20分ごろ、大阪市の通天閣近くの温泉施設「スパワールド世界の大温泉」の男子更衣室で館内着の胸ポケットにスマホを忍ばせ、父親に連れられた小学校低学年の女児に接近。おもむろに財布を取り出し、中の紙幣を数えたり、整理するふりをしながら動画モードをオンにして裸体を撮影した。不審な動きに気づいた男性従業員が中村容疑者に「何してるんですか」と声を掛け、110番通報。従業員控室に連れて行き、駆け付けた警察官に引き渡し、翌17日、府迷惑防止条例違反の疑いで逮捕。18日に釈放して、任意で捜査を続けていた。
日刊ゲンダイDIGITAL
熊本大学のホームページでは現在でも中村徹准教授の名前が掲載されている
2016年度 – 2018年度 : 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授
2014年度 – 2015年度 : 熊本大学, 自然科学研究科, 准教授
2014年度 : 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 准教授
2013年度 : 九州大学, 大学院数理学研究院, 助教
2011年度 – 2013年度 : 九州大学, 数理(科)学研究科(研究院), 助教
2012年度 : 九州大学, 数理学研究院, 助教
2011年度 : 九州大学, 大学院・数理学府, 助教
2007年度 – 2011年度 : 九州大学, 大学院・数理学研究院, 助教中村 徹所属 (過去の研究課題情報に基づく):熊本大学,大学院先端科学研究部(工),准教授, 研究分野:基礎解析学,数学解析,大域解析学, キーワード:エネルギー法,圧縮性流体,漸近挙動,解析学,漸近解析,粘性保存則,境界層解,圧縮性Navier-Stokes方程式,偏微分方程式論,安定性, 研究課題数:10, 研究成果数:1...
自称「ロリコン」の中村准教授
10歳前後の女の子を狙った中村准教授の犯行は胸ポケットにスマホを入れて女の子に近づき撮影するという稚拙なものだった
発見したのは「スパワールド世界の大温泉」の男性従業員
何度もこの施設に訪れていた中村准教授はその怪しげな行動から要注意対象だったのかもしれない
そして彼の女児の裸体見たさによる欲望は周りの視線も眼中にないほどだったのだろう
100人以上の女児を撮影したという彼の女児の裸体画像集は多くが鮮明なものではなかったが、いくつかのハッキリと確認出来る動画があったため児童ポルノ製造の容疑が認められた
調べに対し、「ロリコンです。小さい子が好きだった。(同施設で)100回以上盗撮した」と供述しているという。
「女児を盗撮するために、わざわざ熊本から大阪まで年に15~20回出て来とった。初めの頃は出張もあったが、最後の方は有給休暇を取り、そのためだけに来とった。『ベストな年齢は10歳ぐらいの女の子』と言うとったから、ちょうど胸が膨らみ始めた女児を狙っとったんやろう。ただ、他に被害届が出ているわけやないし、被害者を特定でけへん。ポケットに入れて撮影しとったもんやから、ボケとる画像も多い。それでも鮮明度の高い動画も見つかったので、迷惑防止条例違反とは別に、児童ポルノ製造容疑でも送検した」
大阪の迷惑防止条例ではわいせつ行為について以下のように取り決めている
今回の中村准教授の行為は(四)の行為に該当する
みだりに、公衆浴場、公衆便所、公衆が利用することができる更衣室その他公衆が通常衣服を全部又は一部を着けない状態でいる場所における当該状態にある人の姿態を撮影すること
6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金だ
さらに18歳未満の児童の裸体を撮影したことで児童ポルノ製造及び所持にあたる
児童ポルノは所持(インターネットからサウンロード、販売されている画像や動画を購入)より、もちろん製造(女児の裸体た性行為を撮影)の方が罪が重い
今回の中村准教授の児童ポルノ製造罪は3年以下の懲役又は300万円以下の罰金
さらにこれらの画像や動画を不特定多数が閲覧出来るようにしていればさらに罪が重くなる
平成27年度の犯罪白書を見ると盗撮の再犯率は約3割となっている
逮捕に至っていない可能性を考えるとそれより多くの盗撮犯が逮捕後、再度盗撮を行っているものとみられる
今回の中村准教授の場合は100回以上撮影とのことだが、多くは不鮮明な動画さらには初犯であることもあって執行猶予付きとなるのだろうが、はたして二度と盗撮を行わないよう生きていけるものだろうか
今回の逮捕で熊本大学大学院准教授の職を失う可能性は十分に考えられるが、そういった結果によるストレスから女児に対する盗撮、さらにはわいせつ行為に至ることも少なからず考えられる
児童を性犯罪から守るためには、今のところ本人や保護者が犯罪に関わる可能性を出来るだけ排除していくしかないのだろうか
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