保守速報とは主に掲示板2ちゃんねるのコメントを抽出(無断転載)して記事としているブログ
時には管理人が独自に記事を書くこともあった
保守速報=ネトウヨと言われるくらいに保守速報は嫌韓であり、またその内容は真意の疑わしい内容も少なからずあった
(現在はそれらの記事が多数削除されている)
まとめサイト「保守速報」の差別的な表現で、精神的苦痛を受けたとして、在日朝鮮人で、大阪府在住のフリーライター、李信恵さん(47)が、サイト運営の男性に損害賠償をもとめた訴訟で、最高裁第三小法廷(宮崎裕子裁判長)は、男性の上告を棄却し、上告審として受理しないと決定した。男性に200万円の支払いを命じた1審・2審判決が確定した。決定は12月11日付け。
保守速報の上告棄却、李信恵さん「判例が差別解決に役立てばうれしい」 - ライブドアニュースまとめサイト「保守速報」の差別的な表現で、精神的苦痛を受けたとして、在日朝鮮人で、大阪府在住のフリーライター、李信恵さん(47)が、サイト運営の男性に損害賠償をもとめた訴訟で、最高裁第三小法廷(宮崎裕子
金額は200万と損害賠償として求められていた2,200万円とは大きく差があるものの、「まとめサイト」の内容が管理人の責任と認められたという意味は大きい
保守速報側は裁判で、記事は2ちゃんねるにあった「第三者による複数のレスで構成」していたとして、ブログ全体が名誉毀損などの不法行為には当たらないと主張していた。
しかし大阪高裁の判決はこれを認めず、地裁判決より踏み込んで「まとめる」という行為を「独立した別個の表現行為」と指摘。管理人の「一定の意図」があるとして、こう言及していた。
《本件各ブログ記事は、控訴人が一定の意図に基づき新たに作成した一本一本の記事(文書)であり、引用元の2ちゃんねるのスレッド等からは独立した別個の表現行為である》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00010005-bfj-sci
つまりは保守速報は「2ちゃんねるのコメントを転載した記事だから保守速報には責任ないよ」という主張
これに対し判決では「2ちゃんねるのコメントは保守速報管理人の考えで選んだコメントをまとめたものだから管理人に責任あり」ということだ
今回の裁判では保守速報の内容が「ヘイトスピーチ」に相当するという点が管理人敗訴の理由と思われる
ヘイトスピーチ=憎悪表現とは
人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康(障害)など自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて、属する個人または集団に対して攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである
2ちゃんねるなどの掲示板でしばしば特定の人種や人物を攻撃、中傷、差別するコメントを見かける
例えばこんなスレタイで書き込まれるコメント
韓国の国会議長「元慰安婦が望むのは安倍首相の謝罪。それがなぜできないのか。今からでも遅くない」
クソ食い朝鮮人
寝言は寝て言え馬鹿チョン。
んな事ばっか言ってるから馬鹿チョンて言われるんだぞ
馬鹿チョン。
釣りか基地外(or 特亜)だからw
脳障害の下等ゴブリンは煩いね
うるせえ
ぶっ殺すぞ
朝鮮猿が
レス全体がこのような差別表現ではないものの、管理人の手によってこういったコメントで主に構成された記事であればヘイトスピーチブログをとられても否定出来ないであろう
掲示板などのまとめサイトやブログの管理人は今後、その内容がある対象を一方的に攻撃・中傷したコメントばかりを抽出したものでないか注意する必要があるだろう
また、最近よく見かける「ネットの反応」という掲示板での書き込みを取り上げたものについても、特定の相手を誹謗中傷したものでないか気を付けるべきかもしれない
なお、保守速報はブログにて裁判の結果を報告し保守速報を継続することを伝えている
李 信恵氏は今回の裁判結果について、ツイートした
まとめサイト「保守速報」を相手取り訴えた裁判で、最高裁は12月11日付けで保守速報の上告を棄却。上告受理申し立ても認めず。一、二審判決が確定し、勝訴しました。大杉光子弁護士、上瀧浩子弁護士、事務局、支援して頂いたみなさま、本当にありがとうございました。みんながいたから勝てました。
— 李信恵 이(리)신혜 (@rinda0818) 2018年12月12日
李 信恵氏は大阪芸術大学卒の在日韓国人で差別問題、慰安婦問題、教育問題を主に扱うフリージャーナリスト(Wikipedia)
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