12月半ば、天気予報で気象予報士がこう伝えていた
「明日も真冬並みの寒さとなるでしょう」
真冬並みの寒さって冬の間でもかなり寒いって感じするけど、12月半ばもなかなかに真冬じゃないの?
真冬っていつなの?
気象庁の「気象庁が天気予報等で用いる予報用語」には「真冬並み」や「真冬」についての記載はなかった
「真冬日」については「日最高気温が0度未満の日」という説明はあった
夏に「真夏日」があるように冬にも「真冬日」があるようだ
真夏日:日最高気温が30度以上の日
猛暑日:日最高気温が35度以上の日
「真冬日」は「日最高気温が0度未満の日」とされているので、天気予報で聞くことはほぼないだろう
Wikipediaでも「冬」について調べてみたが、やはり「真冬日」について気象庁と同じ説明がされていたが、「真冬」「真冬並み」の単語は見当たらなかった
ちなみにYahoo!知恵袋では、このような回答があった
真冬とは、いつ頃からいつ頃までを指しますか?
「真冬」と言うからには冬の中でも寒さの底、一番寒い時期を指します。
大寒(1月20日頃)から立春(2月4日頃)までが真冬です。
統計的にもこの時期が一番気温が低く、天気予報での「真冬並の寒さ」などもこの時期のことを指しています。
今は立春も過ぎ、少しずつですが暖かくなり始めています。真冬とは、いつ頃からいつ頃までを指しますか? - 「真冬」と言うからには冬の中でも寒さの底、一番寒い時期を指します。大寒(1月2... - Yahoo!知恵袋真冬とは、いつ頃からいつ頃までを指しますか? 「真冬」と言うからには冬の中でも寒さの底、一番寒い時期を指します。大寒(1月20日頃)から立春(2月4日頃)までが真冬です。統計的にもこの時期が一番気温が低く、天気予報での「真冬並の寒さ」などもこの時期のことを指しています。今は立春も過ぎ、少しずつですが暖かくなり始めてい...
「天気予報での「真冬並の寒さ」などもこの時期のことを指しています」
とあるが、気象庁では気象用語で「真冬並の寒さ」について説明はされていない
「真冬」の期間についても気象庁の用語にはないので、この方は気象の専門家ではないのではないだろうか
このような結果から「真冬並の寒さ」とは「日最高気温が0度未満の日ぐらいの寒さ」ということで良いだろうと思われるのだが、それなら正しくは「真冬日並の寒さ」と言うべきかもしれない
しかし、日本では「日最高気温が0度未満の日」の地域は多くない
一般的には「真冬並の寒さ」とは「冬の間で最も寒い日ぐらいの寒さ」とういう意味合いで使われているように思う
ちなみに日本の月別平均気温で最も気温が低いのは1月だ
なので、気象用語や統計的に見てもYahoo!知恵袋での回答で言う「大寒(1月20日頃)から立春(2月4日頃)までが真冬であり、この時期を真冬並みの寒さという」というのは正しい表現と言えるだろう
追記
記事内でYahoo!知恵袋での回答者さんを専門家ではないようだと言ったものの、気象予報士さんも同じ回答をしていた
真冬っていつ?
天気予報では、「真冬並みの気温です。」などと
いわれることがあります。
この真冬というのは、一年でもっとも寒いころを言います。
毎日の天気は違いますので、暖かい日があったり寒い日が
あったりしますが、毎年の気温を平均してゆくと、
いつがもっとも寒いかわかります。
この方法で調べると、1月の終わりから2月のはじめが
最も寒い時期といえます。
つまり、これから真冬になるということになります。
2月になればすこしずつ暖かくなってゆきますよ。全国こども電話相談室[ハリーのお天気塾]
Yahoo!知恵袋での回答者さん、気象の専門知識のある方でしたら申し訳ありません・・・
さて、このような寒い冬には出かけたときに予想以上に寒くて「もう一枚羽織ってくればよかった」なんてことはないだろうか
そこでおすすめしたいのが1時間ごとの予想気温を表示してくれるアプリだ
1時間ごとの気温はもちろん降水確率も表示
ホーム画面で体感気温や湿度、雲の量を表示させておくことも出来る
その日の予想気温に合わせて服装を調整すれば、カゼなどひきにくくなるかもしれない
USBやモバイルバッテリーで使えるあったかグッズを使えば職場や屋外でも暖かく快適に過ごせるかも
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