パソコンのオンラインゲームにハマり三男の息子(1歳1ヶ月)の育児を放棄し死なせた母親の公判が12月5日行われた
埼玉県桶川市の自宅マンションで昨年10月、1歳1か月の三男の晴(はると)ちゃんに十分な食事を与えずに死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の会社員山辺拳士郎被告(25)と母親の無職仁美被告(25)の裁判員裁判の公判が5日、さいたま地裁(田尻克已裁判長)であった。
この日は、仁美被告の被告人質問が行われ、仁美被告は、晴ちゃんのミルクの回数について、パソコンのオンラインゲームにはまっていた昨年7月頃には「少なければ1日1回や、2~3回になっていた」と話した。
また、「(ゲームに)課金しすぎてお金が足りず、ミルクを薄めたこともあった」とした。晴ちゃんが痩せていたことについて、「小さいなという感じがしたが、毎日見ているのでまひしていた。
いつか亡くなると思ったが、今日、明日すぐに、とは思わなかった」と話した。https://www.yomiuri.co.jp/national/20181206-OYT1T50010.html
聞くに耐えない酷い話だ
晴くんは低栄養状態で亡くなり、当時に体重は3.8kgだった
1歳1ヶ月での男児の標準体重は9.42kg
痩せ気味でも7.85kgということだから、死亡当時の晴くんがどれほど成長に恵まれていなかったかが分かる
検察側の冒頭陳述から
拳士郎被告が「出会い系サイトや携帯ゲームを利用していた」
仁美被告は「オンラインゲームをするために実家に戻っていた」
https://www.asahi.com/articles/ASLD33TNRLD3UTNB006.html
と指摘があり夫婦揃って晴くんが明らかに痩せ細っている状態を知っていながら放置していたことが分かる
弁護側から以下のような弁護がある
仁美被告は「対人恐怖症があり、行政や親族に相談できなかった」
だからといって一つの命が消えようとしていることを見過ごせる理由にはならないだろう
仁美被告の「いつか亡くなるだろうと思っていた」との供述には息子への愛情を微塵も感じることが出来ない
ニュースでは晴くんは三男とされているが他の兄弟達については報道されていない
夫婦がともに25歳という年齢からこちらもまだ幼児もしくは児童なのではないだろうか
早く適切な生活環境に移してあげて欲しいものだ
ところで亡くなった晴くん
晴と書いて「はると」と読む
漢字「晴」の意味は「はれる。はれやか。はればれとした。」など
素敵な名前を付けてもらったのだが、親の愛情を受けることも出来ず、あまりに短く悲しい生涯となってしまった
名前が人生のすべてを決定付ける訳ではないが、ふと姓名判断で「山辺晴」を調べてみた
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山辺晴くんの姓名判断結果はかなり「不運」を表すもののようだった
https://namaeuranai.biz/result/山辺_晴
「やる事なす事全てが裏目裏目にでてしまい、全ての出来事がうまく前に進みません。誰も手助けしてくれないでしょう。」
残念ながら姓名判断の結果通りになってしまったようだ
ちなみに自分の名前を調べてみて、結果が良くなかったとしても悲観することはない
全ての親が姓名判断で名付けをするわけではないだろうし、もし良くない結果の名前でも良い画数の書き方に変えて日頃から使うようにすることで運気を変えることも出来るようだ
中二病で使われる「二つ名」と考えてみるのも面白いのではないだろうか
名前があまり良くなかったとしても、これまで生きてきて、インターネットを使ってこの記事を読んでいるという環境なら、亡くなった晴くんよりはるかに幸せな人生であると言えるだろう
最後に晴くんが天国で楽しく遊んでくれていると願いながら記事を終わりたいと思う
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