最近、というか結構以前から架空請求ハガキが出回っているようですね
ネットでもメールなどでアダルトサイトやAMAZON、楽天を騙(かた)った架空請求メールがあり、うちにも楽天からクレジット請求の案内のような詐欺メールが来たことあります
でもメールの架空請求ってあまりに多いので、ちょっと慣れて来た気がしますよね
詐欺グループもそう感じているのか、いろんな手口で我々からお金をだまし取ろうとします
そこで郵便での架空請求も相変わらず減らないどころか、最近増えているようです
法的機関を騙った架空請求ハガキとは
はがきで公的機関などをかたり、身に覚えのない代金や賠償を請求する架空請求の手口が横行していることが、福井県消費生活センターのまとめで分かった。2017年度の相談件数は633件で前年度の2件から急増。県警は17年に6件の被害を認知し、被害額は約3100万円だった。
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/706862
こんなハガキが来たら一瞬、なんで?って思いますよね
自分に見に覚えがないなら、明らかに詐欺と考えることが出来ますが、それでも不安になってしまいます
こういった架空請求ハガキが詐欺であることを理解して安心するには何をすれば良いでしょうか
こんな特徴があれば、それは詐欺です
官製はがきで来てるなら完全に詐欺です
「法務省」とか「財務省」とはの省庁の名で送られてくる郵便物がハガキで来るはずありません
内容が第三者に分からないよう封書で来ます
ペラペラの官製はがきで来たなら詐欺だと思って問題ありません
「特別送達」の文字があるか
もし「裁判所」から届いている郵便物なら「特別送達」との表示があるはずです
もちろん官製はがきで来ることはありません
逆に「重要」などの文字は特に効力をもちません
内容の文章のおかしな部分をチェックする
内容については以下に架空請求ハガキの特徴がまとめてあります
自分のところに来たハガキとは多少違うかもしれませんが、確認する部分は同じです
・契約先を明かさない
・契約内容を明かさない
・正式に訴訟となった場合は裁判所から直接通知が届く
・裁判所から正式な通知がないのに、判決されることはない
・詳細は問い合わせしないと分からない
・期日を短くして、慌てさせる
・でたらめな住所
・公的機関のような名称を名乗る
電話番号を確認してみましょう
記載している電話番号を検索窓に直接打ち込んで検索すればOKです
すでに架空請求業者と明らかになっている番号なら検索結果で表示されます
どこの誰か分からない相手から電話がかかってきた時もこの方法で分かることがあります
差出人の名称についても検索を使って確認
「法務省管轄支局 国民訴訟お客様管理センター」
「法務省管轄支局 民事訴訟管理センター」
「法務省管轄支局 国民訴訟通達センター」
これらもっともらしい名称の部署名ですが、こんな部署は存在しません
これも検索してみれば分かります
住所についても同様です
記載されている住所で検索しても、部署の名称と合致する情報は出てきません
自分の住所や名前をどうやって知ったのか
これが一番気になるところかもしれません
詐欺と分かっているので「無視でOK」と分かっていても、住所・氏名が相手分かっていると思うと不安になりますよね
でも、あまり気にしなくて良いと思います
住所などは集合ポストなどで郵便物を覗けば誰でもすぐ分かってしまいます
それがどんな人かまでは分かってはいません
また、アンケートサイトやポイントサイトから情報が漏洩することもあるようです
そういったサイト側が個人情報を売ったとは思いたくありませんが、良心のない運営者もいるかもしれません
例えば子供が進学や成人式を迎える時に、タイミング良く学習塾や着物店から連絡が来たことないでしょうか
個人情報を売買する業者はあらゆる手を使ってその情報を得ようとします
それだけ個人情報はお金になるということです
そうやって大量に集めた住所や氏名などの個人情報ですから、特にあなた狙ってをその住所や名前を使ってさらに攻撃するといったことはないと思います
反応がない相手は無視して、また別の人間に架空請求ハガキを送りつけていることでしょう
本物の弁護士が架空請求業者を成敗する動画
本物の弁護士が架空請求業者を相手にするとこうなります。【弁護士vs架空請求業者】
架空請求業者がなぜか「法律事務所」宛に架空請求メールを送ってきたということで、本物の弁護士さんが電話をかけて懲らしめる動画です
相手側からの訴訟について弁護士として正式に戦う姿勢を見せた途端、相手は逃げてしまいました
さすがは弁護士さんというところですが、皆さんはくれぐれも真似しないように
相手はどんな人間か分かりません
おかしな相手には無視するのが一番です
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