【国連】韓国文在寅大統領の演説・発言、その理解し難い内容のまとめ

日韓関係
South Korea's new President Moon Jae-In speaks during a press conference at the presidential Blue House in Seoul on May 10, 2017. Moon was sworn in just a day after a landslide election victory, and immediately declared his willingness to visit Pyongyang amid high tensions with the nuclear-armed North. / AFP PHOTO / POOL / JUNG YEON-JE (Photo credit should read JUNG YEON-JE/AFP/Getty Images)

アメリカのニューヨークで現在、第73回国連総会が9月25日から10月1日までの日程で開催されている

国連加盟国はすべての国が原則参加となっており、各国の首相、大統領が演説や各国間で討論が行われているようだ

今回のテーマは

「国連をすべての人々に関連するものに:平和的かつ公正で持続可能な社会のためのグローバルリーダーシップと責任の共有(“Making the United Nations relevant to all people: global leadership and shared responsibilities for peaceful, equitable and sustainable societies”)

国連総会で一般討論(9月25日ー10月1日)ー 安倍晋三総理大臣、25日に演説 | 国連広報センター
第73回国連総会で、9月25日から10月1日までの日程で、一般討論が行われています。今年の一般討論のテーマは、「国連をすべての人々に関連するものに:平和的かつ公...

日本は慰安婦問題や北朝鮮への対応について韓国の発言が気になるところだが、国連の場においても韓国側の主張は理解しがたいと言うしかありません

 

文大統領「終戦宣言は政治的宣言、いつでも取り消し可能」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日(現地時間)、米フォックス・ニュースとのインタビューで「終戦宣言は政治的宣言であるため、いつでも取り消すことが可能だ」「たとえ制裁が緩和された場合でも、北朝鮮が(非核化の)約束を破った場合、再び制裁を強化すればよい」などと述べた。

文大統領が米メディアとのインタビューで「終戦宣言は取り消しが可能」と強調した背景には、終戦宣言に対して慎重論が根強い米国の考えを変えさせる意図があるものとみられる。米国に終戦宣言を決断させれば、今なお膠着(こうちゃく)状態にある米朝非核化交渉を前に進められるとの判断があるようだ。韓国大統領府の関係者は「米国は終戦宣言に対して拒否感を持つ必要がないことを強調した。米国内の保守陣営に向け、終戦宣言のハードルを下げようとしたものだ」などと説明した。

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北朝鮮と韓国間で行われた会談の内容のうち「南北の軍事的な敵対関係の終息」はアメリカなど他の国に事前の通知なく行われた

それだけでも北朝鮮への制裁を続ける各国は不信感を募らせている

その上、「米国は終戦宣言に対して拒否感を持つ必要がないことを強調した」とあるが、実際のところは北朝鮮の非核化が進展しないなかで、北朝鮮と韓国が朝鮮戦争の終結を謳い北朝鮮への支援を秘密裏に進めようとしているのではないかという懸念が起きている

こうした各国の懸念は容易に想像出来たはずだ

 

北朝鮮の金正恩委員長とどのような約束が行われたか分からないが、アメリカや日本に無断での「実質の終戦宣言」は各国に対し「終戦宣言」を認めさせて北朝鮮への支援を早急に進めたいようだ

ところが、これに不満をあらわにするアメリカの保守陣営に対してご機嫌を損ねないよう配慮したためか

「終戦宣言」は取り消し可能との発言

これには驚かされる

2国間の最高責任者によって合意、署名された宣言であってもなかったことに出来るというのだ

たとえ制裁が緩和された場合でも、北朝鮮が(非核化の)約束を破った場合、再び制裁を強化すればよい

全く理解し難い言い分である

北朝鮮には何度も世界が騙されている

【裏切り】北朝鮮の非核化、やっぱり嘘だった!衛星写真で判明
騙されたというというべきか予想通りというべきか 北朝鮮は核の放棄などする気がない事が衛星写真で明らかになったようだ ワシントン(CNN) 北朝鮮研究グループの「38ノース」は、北朝鮮がプルトニウムの製造に使っている寧辺(ヨン...

核施設のリストの公開、査察団の立ち入り及び監視による完全なる非核化が行われなければ、制裁解除はあってはならない

 

慰安婦合意内容を国連において堂々と破る韓国文在寅大統領

そう言えば慰安婦合意も2国間の最高責任者によって合意、署名されたものだが、現在は韓国の国民感情によってなかったものとされている

国連において韓国の文在寅大統領はこう述べている

「我が国は『日本軍慰安婦』被害を直接経験した」

慰安婦問題は2015年、朴槿恵(パク・クネ)政権時代に「最終的かつ不可逆的」に解決したことになっている

慰安婦合意では以下の内容も含まれている

日韓両政府が今後国連など国際社会の場で、慰安婦問題を巡って双方とも非難し合うのを控えることも申し合わせが行われた

Wikipedia

国連という大きな場において韓国の大統領自ら合意内容を破ってみせた

こういったように日本と韓国で結ばれた慰安婦合意、その内容は全く履行されていない

韓国は国内外で慰安婦像を設置し続けている

さらに韓国政府が元慰安婦支援のため設立する財団に日本政府が10億円拠出したが、これについて当時存命していた慰安婦女性48名のうち36名が約4億円を受け取ったものの文在寅は今回の国連の場で「財団の解体」を示唆してきたようだ

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が25日(現地時間)、ニューヨークで行われた韓日首脳会談で「慰安婦問題」をめぐり事実上正面衝突した。2015年の韓日慰安婦合意の「着実な履行」を求める安倍首相に対し、文大統領は合意の産物である「和解・癒やし財団」の解散に言及した。

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しかも「合意の破棄・再協議は求めない」とまで発言

これには「日本が自ら進んで謝罪と賠償を」という意味が込められている

本来なら2国間で取り決めた合意が履行出来ないならば、履行出来ない側がその根拠を示し謝罪して再協議に移行するのが筋であろうと思われる

だが、韓国内の反日感情によりそれも出来ない

韓国人が日本人に頭を下げるなどということは考えられないであろう

そのため、韓国は国内及び世界各国に慰安婦像を建立して韓国が自ら作り上げた日本が行ったとする陵辱的な侵略行為の歴史を広めるのにやっきになっている

「和解・癒やし財団」についても日本からの10億円の拠出では納得できないと、さらなる謝罪、賠償を求めて「財団の解体」を示唆してきている

財団が正常に運営されていないのは、韓国内での事情であってそれ理由に合意が意味のないものであったとするのは全く愚かな行為と言える

日本の安倍首相はこれに対してさらなる「合意の履行」を求めたと報道されている

 

 

慰安婦について韓国と日本の歴史認識の違い

慰安婦については日本と韓国でその歴史の認識の違いから問題となっている

 

韓国では幼い少女を日本軍が強制的に連れ出し性奴隷としたとされる

また多くの殺戮や資料の焼却による証拠の隠滅があったとも言われている

その数20万人や50万人といわれる

 

一方で日本では慰安婦に対し強制連行はなく、風俗として賃金を支払い生活も安定したものであったとされている

その賃金の支払い台帳も現存する

また、強制連行とされる背景には朝鮮人ブローカーなどの存在があったとされている

韓国側が主張するような人数ではなく、慰安婦は日本人の方が多かったようだ

慰安婦の勘違い
慰安婦の勘違い

 

これらについて戦後70年の歴史のなかで当事者の記憶の齟齬や資料の紛失、教育の場においての国民感情の介入などがあり完全な正解はもう誰にも分からなくなってしまっている

様々な現存する資料や残された言葉から国民のそれぞれが学び選択していくしかないだろう

 

国連で女性と平和・安全を語る文在寅大統領に違和感

文在寅大統領は女性と平和・安全に関する協議や紛争下の性暴力根絶に向けた国際社会の努力に積極的に参加していく意向も示したと報道されていることも疑問に感じる

これは慰安婦問題など日本の侵略行為を揶揄したものであるが、ベトナム戦争時の韓国軍の行った行為を思えば声を大にして発言出来るものではない

https://ja.wikipedia.org/wiki/ライダイハン

ライダイハンは韓国人との混血児を表す言葉

ベトナム戦争の犠牲者で現在数千~数万人いるとされている

当時、韓国軍兵士による強姦により生まれた子供らは戦争が終結すると韓国人兵士達は自国に戻り、この混血児が多くベトナムに残された

ベトナムでは村ごとに『「ダイハン」の残虐行為を忘れまい』と碑を建てて残虐行為を忘れまいと誓い合っていると主張する人もいる

これについて韓国政府から正式な謝罪、賠償は行われていない

まさに「おまゆう」

文在寅大統領が女性と平和・安全を訴えることが出来る立場にあるとは到底思えないのだ

 

日本にとって韓国は信用出来る「重要な隣国」ではなくなってしまった

朝鮮半島で兄とされる北朝鮮の金正恩委員長に良い顔をし、アメリカの顔色を伺いどちらにも良いようにとれる発言

日本に対しては雇用・経済の低迷する韓国政府としては今後も協力関係に有りたいと思いながらも、支持率のために国内の反日感情を優先し日本に自ら再協議や謝罪、賠償に動くように仕向けているように見える

これでは一度は解決となった慰安婦合意が改めて見直されることはあり得ないだろう

 

先日、外務省のホームページでは韓国に対して「重要な隣国」とうい文字が消えた

我々が思っている以上に水面下では日本の韓国政府に対する信用に値しない要因が露呈してしまっているのかもしれない

 

画像はHUFFPOSTより

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