竜巻発生件数は年間で9月が最多!その予兆や対策は?竜巻情報は竜巻発生確度ナウキャストで

自然災害

日本ではあまり馴染みの薄い竜巻

間近で見たという人もいるかもしれませんが、あまり頻繁に発生してるという印象はないかもしれません

海外では家や自動車までも宙に舞い上げるほどの巨大な竜巻も発生します

Extreme up-close video of tornado near Wray, CO!

日本ではここまでの竜巻が発生することはないようですね

しかし一度竜巻が発生すれば、家屋や建物の看板を吹き飛ばすほどの猛威を振るうことがあります

その風速は秒速50 mほども

かなり威力の強い台風よりも強風をもたらす可能性があります

 

9月は特に竜巻の発生が多い

そして、その竜巻の発生件数が年間で最も多いのが9月

これから要注意の時期という訳です

都道府県別では以下の通り

日本全国、どこでも発生する可能性があります

気象庁 | 都道府県別の竜巻発生確認数
気象庁が提供するページです

 

2018年、今年は多くの竜巻発生が予想される

そして今年は特に竜巻について気を付けないといけない年となっています

というのも例年、夏の気温が高い=いわゆる猛暑ほど竜巻は発生しやすいというのです

気象庁調べによる竜巻の年別発生件数は2013年の33件が最も多い数字となっています

2013年と言えば各地で気温40℃を超えた記録的な猛暑の年

そして今年もこれまでの最高気温を超える地域が数多く発生した猛暑でもありました

それゆえに、今年は特に竜巻の発生件数も多いと予測され、その予防にも務めるべきと思われます

 

どんな時に竜巻は起きるのか

竜巻の前兆として特徴的なことは巨大な積乱雲です

まさに先日ツイッターでも話題となった「龍の巣」

辺りが急に暗くなり雷の音が聞こえるようになると、積乱雲の下に竜巻が発生することが多くあります

 

竜巻が発生したらどうすれば良い?

雷を伴い自動車並みの速度で移動しますので、近づくのは危険です

鉄筋コンクリート製の丈夫な建物に非難するのが最も安全です

もちろん窓ガラスなどには近づかないようにするべきです

自宅の場合は雨戸を閉め、トイレや押入れなど窓がない箇所に避難した方が良いでしょう

 

運転中の場合も丈夫な建物に移動した方が良いですが、自動車には落雷しても問題なく、日本の竜巻では1tほどある車が宙に舞う程に強力な竜巻は発生しないため車を停止して竜巻が過ぎ去るのを待つ方が良いかもしれません

その際はエンジンを切り車内の金属部分には触れないように気をつけるべきでしょう

ただし、車高の高い車は横転の可能性がありますので、車外に避難する方が安全と言えます

 

竜巻発生情報は竜巻発生確度ナウキャストで

気象庁 | ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻)
このページでは、1時間先までの降水分布、雷の活動度、竜巻発生の確度の予報をご覧いただけます。

竜巻発生確度ナウキャストは竜巻の発生予想を1時間ごとのパーセンテージで示してくれます

赤色の発生確度2は竜巻の発生確率7%~14%

黄色の発生確度1は竜巻の発生確率1%~7%

竜巻が発生しそうな状況下では、こうした情報を確認するようにして災害に備えるようにしましょう

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