【感謝】自衛隊頑張ってる!西日本豪雨災害での救助支援活動まとめ

自然災害

今もなお続いている豪雨災害による自衛隊の救助活動

西日本は豪雨の後、気温が35℃近くになり作業も厳しいものとなっていることと思います

家屋の瓦礫は1個ずつ手で取り出し不明者の確認

不明者が発見されれば、活動も報われますが心肺停止や損傷した遺体となって発見されることもあるでしょう

一般人では他人の、しかも若者や幼児の遺体を見ることなど人生でほぼないと思います

それを瓦礫や土砂の中から見つけた時の気持ちは辛く苦しいものではないでしょうか

それを何回も繰り返しながら作業を続けています

国民の税金で賄われているとはいえ、自衛隊という過酷な職業を選び災害の時など自らの危険もある中、活動されている自衛隊の皆さんには本当に頭の下がる思いです

今回はツイッターなどから豪雨災害での現在の救助・支援活動をまとめてみました

 

防衛省による自衛隊派遣状況

防衛省は西日本での豪雨災害を受け、広島県や岡山県、愛媛県、福岡県、京都府などに自衛隊を派遣。派遣規模は9日までに約2万9000人、艦艇4隻、航空機27機になった。1758人を救助、広島県江田島市と岡山県高梁市で754トン強の給水、京都市や高知県安芸市で水防活動として約5200袋の土のうを作った。

物資輸送では高知県香南市や香美市、愛媛県大洲市でおよそ水600本、食料1790食、燃料40リットルを供給した。高知県宿毛市ではズタズタになった道路の啓開作業も行っている。

艦艇では広島県の呉市や江田島市が断水となったのを受け、護衛艦「かが」「いなづま」、輸送艦「しもきた」などが出動し、被災者の入浴を支援した。エア・クッション型揚陸艇による輸送作業も実施している。

日刊工業新聞

 

自衛隊員の救助活動の現状(画像やツイッター)

不明者の掘り起こしを考慮して瓦礫、土砂の撤去は手やスコップで行っています

そのため、隊員の手袋にも穴が・・・

JIJI.COM

大量の土砂と流木や住宅などの瓦礫

途方もなく広がる被災地で不明者の救出活動が続いています

気温は35℃近く、普通の人が長袖長ズボン、ヘルメットといった姿でこのような作業を何時間も続けられるでしょうか

日頃鍛え上げられた自衛隊員の努力の賜物なのでしょう

 

もちろん、取り残された生存者の救助活動も平行して続いています

非難地区に対する給水支援や物資の供給など

消毒などの防疫活動も行われています

被災地の衛生面や感染症の予防のため、浸水した建物の内外を隅々まで消毒します

 

入浴施設と音楽隊の粋なはからい

自衛隊により「入浴施設」「クーラー」「水や食料」など被災地への支援が急がれています

その中で特筆したいのが自衛隊設置による入浴施設

ちゃんと「のれん」が用意されてるのが素敵

しかも「美人の湯」

不謹慎かもしれませんが、一度入ってみたい気もしますね

海上自衛隊は護衛艦などを出動させて、船内のお風呂を被災者に提供

しかも待ち時間の間、音楽隊による演奏が!

こういうのは誰か指示してるんでしょうか

少しでも和んでもらいたいという気持ちが嬉しいですね

いつまで続くのか分からない自衛隊の救助支援活動

私達は自分で出来ることを考えつつ、自衛隊員の活動を応援しながら見守りましょう

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西日本での豪雨は想像以上に甚大な被害を及ぼし、8日午後8時現在、全国で78人が死亡し、8人が意識不明の重体になっているほか、少なくとも60人の安否が不明とされています 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆...

 

自衛隊の派遣が遅かったという政府への非難

ツイッターの中には政府の対応が悪く、自衛隊の派遣が遅れ被害が拡大したというツイートがあります

確かに豪雨の中、赤坂での飲み会をツイッターに上げたりしているのを見ると今回の豪雨による被害の予測への認識は甘かったのでしょう

自民党の竹下亘総務会長は9日午後の記者会見で、西日本豪雨の初期段階にあたる5日夜に自身や安倍晋三首相を含む自民党議員数十人が懇談していたことについて「どのような非難も受ける。正直言って、これだけすごい災害になるという予想は私自身はしていなかった」と述べた。

産経ニュース

西村康稔官房副長官も赤坂自民亭の飲み会画像について「多くの方々に不快な思いをさせてしまい、おわびを申し上げたい。反省もしている」と謝罪

ただ、自衛隊派遣の遅れが政府の責任というのは間違い

災害派遣は、自衛隊法第83条の規定上(資料75参照)、都道府県知事などからの要請により部隊などを派遣することを原則とする。

と決められています

また、自衛隊の撤収を決定するのも自治体です

政府の判断で自衛隊を派遣するのは、自治体が機能していない場合など特殊な状況に限られます

自衛隊は自治体の要請まで、政府の指示により待機状態にありました

そして自治体の要請により災害の規模から自衛隊人員の割り振り、物資の補給などが行われるのです

自治体の要請があれば可能な限り迅速に派遣対応はされているのです

 

「空白の66時間」について

今回の豪雨について政府と安倍首相がいかに対応が疎(おろそ)かであったかを主張する「空白の66時間」

安倍首相は7月7日10:01まで何も動きがないように作られたタイムテーブルです

 

そしてこちらが内閣府ホームページからの

「平成 30 年7月5日からの大雨について」の抜粋

http://www.kantei.go.jp/jp/content/000024414.pdf

安倍首相自ら動かなくても政府は災害対策への準備を勧めていました

各省庁は何事にも首相に指示がないと動かない訳ではありません

首相動静だけ見て政府の豪雨対策状況を無視した「空白の66時間」タイムテーブスは果たして信用出来るものだと思われますか?

 

今回の豪雨による被害を利用して政府への批判を高めようとしている人々や野党

民主党時代に治水予算削減なければ被害は抑えられていたか【平成30年7月豪雨】
岡山県倉敷市の小田川の決壊は広い範囲に渡って浸水 特に倉敷市真備町は水位が2mを超え、家屋はかろうじて屋根が見える程度まで増水した 面積は東京ドーム260個分ほどで被災家屋は4,700戸にも及ぶ 真備町だけで6人が死亡、行...

国会議員がするべき仕事をしているのか、様々な情報から判断するのは私達の重要な責務だと思います

 

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