MBCニュースによると
気象台によりますと、霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)で22日午前9時9分爆発がありました。この爆発で、噴煙が火口から2600メートルまで上がりました。大きな噴石が火口から1100メートルまで飛んだのが確認されました。
1時間以内に小林市、高原町、霧島市ではやや多量の降灰があると予想されます。また、火口から東方向およそ3キロまでの範囲では、小さな噴石が風に流されて降るおそれがあります。
霧島連山の新燃岳の位置
霧島連山・新燃岳は九州南部、鹿児島県と宮崎県の県境に位置しています
霧島山最高峰である韓国岳と霧島山東部に聳える霊峰高千穂峰の中間付近に位置し、獅子戸岳と中岳の間に割り込むようにして聳えるなだらかな円錐台形の火山であり、山頂に直径750mの円形火口を有する。火口底には平成噴火前まで直径150メートル (m)、水深30mの青緑色を呈する火口湖の新燃池が存在していた。地質は輝石安山岩からなる基盤山体の上に火砕丘が重なった構造となっている。
wikipedia
新燃岳の噴火は大地震の予兆となるのか?
新燃岳は今年3月6日にも爆発的噴火が発生しており、その噴煙は2,800m上空にも及びました
気象庁は今年に入って49回の新燃岳の噴火を確認しています
噴火と地震についてはもちろん無関係ではありません
どちらもその原因が大陸側プレートが日本列島下へ潜り込むことにより発生します
新燃岳の活発化=大地震の予兆と捉えるのは早計かと思われます
新燃岳の噴火後数ヶ月~1年での大地震の発生を結びつける情報もありますが、新燃岳の噴火が頻繁でありこじつけ感が否めません
武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地球物理学)によると東日本大震災を例にとり「直接の関係はない」と明確に否定
「今にも地震が起こりそうなほどエネルギーが蓄積している所なら噴火が地殻に影響を及ぼして地震を誘発する可能性もあるが、噴火で考えられる影響範囲は200キロ程度。関東などは離れすぎている」との見解です
結果としては海側プレートが陸の下に潜り込んで起きるのが噴火であり地震であるので、その両方が同時期に起きるのは十分にあり得る話です
噴煙・噴石に注意
今回の新燃岳噴火は2,600mまで噴煙を上げ、東に流れているとの事です
周辺の住民の方々は灰や噴石などの被害に十分にお気をつけ下さい
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